素直な彼氏とツンデレ彼女 (ページ6)

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Ren.

捨て台詞を俺の耳に残し、
通話終了の音が聞こえた

『やったわ、、』

彼女が俺と違って
会いたいとか好きとか

素直な思いをうまく伝えられないのは
付き合ってからずっとそうだ

けど、ちゃんと想ってくれていることも
俺は理解しているはずなのに

口走ってしまった

康「めめどうしたん？今日隈凄ない？」

『あぁ、あんま寝付けなくて』

康「めめが寝不足なんて珍しいなぁ。
もしかしてAちゃんとなんかあったん？」

『お前はなんでそういうところ鋭いかな』

康「だぁってずっとAちゃんとの
トーク画面見とるからそら心配なるわ(笑)」

『、、ほんとだ』

無意識に開いていたトーク画面

あれから俺も彼女もお互いに
メッセージを送ることなく終わった

明日になれば返ってくるだろうと
思いつつも気になってなかなか眠れなくて

寝不足のまま仕事へやって来た

康「何があったか知らんけど、
早いうちに仲直りせな大変やで？」

" 今コロナ別れブームやからな "

そう言ってトイレに行った康二

『コロナ別れ、か』

俺達もその流れに乗ってしまったら
なんて嫌な考えだけが募る

そういえば、14時

休憩入れたかな、なんて

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