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Ren.
起きたら隣にAがいなくて
眠い目を擦りながら部屋を出れば
毛布に包まって外を眺めている姿があった
朝日に照らされている彼女は
とても綺麗だったけど
どことなく切なく感じた
『なんかこの格好、ヤバイね』
「昨日あんだけ激しかった奴がよく言うよ」
『普通そういうこと言うのって
男の人なんだけどな(笑)』
「煩いな〜」
昨日の夜、久し振りに
彼女の温もりを確かめるように
優しく、時には激しく愛し合った
首から背中には俺が付けた
赤い花が沢山咲いていて
嬉しい反面、やりすぎたな、と
少しばかり後悔している
「これから私達ってどうなっちゃうんだろうね」
『んー、当分はこんな生活なのかな』
「だよね」
『どうした?』
「ううん、聞いただけ」
『何?言ってほしいよ、Aの考えてること』
" 嫌だったら嫌って言って? "
前を向いていた彼女が
俺の方に体制を変えて言った
「ずっと一緒にいたいって思ったの」
『うん』
「ずっと蓮のそばにいたいって思ったの」
『うん』
「一緒に、住みたいな、って思ったの」
俯いてそう言った彼女の耳は赤くなっていて
照れているんだと思った
.
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ちさ(プロフ) - 蓮くんとの甘いお話もっと読みたいです。キュンキュンをありがとうございました。 (2022年1月16日 0時) (レス) @page37 id: 2ded74d4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milo | 作成日時:2021年2月5日 12時