素直な彼氏とツンデレ彼女 (ページ12)

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「はい、これ食べて」

" 後これも、これもでしょ "

ダイニングテーブルに
大きなコンビニ袋から

大量の飲み物にゼリー、
それからアイスに冷えピタを並べる

「翔太くん、もう大丈夫です」

翔「あ、そう？(笑)」

「お気持ちだけで十分です」

彼が何故此処に居るかって

翔「あれ、Aちゃん？」

「、、あっ、や、人違いかと」

翔「いいや、Aちゃんだね。
てか顔真っ赤だけど大丈夫？体調悪い？」

「ちょっとちょっと、撮られたらまずいんですけど」

翔「それより熱いよ！熱あんじゃん！大丈夫？！」

「人の話聞いてくださいよ、、」

翔「分かったから家！家戻ろう！」

マンションへ入る前に
たまたま翔太くんに会ってしまった

そして何故か上げてしまった

翔「目黒呼ぶ？」

「嫌がらせですか？」

翔「嘘だよ(笑)
それに今日照とサシっぽいし」

「、、そうですか」

なんとなく、彼がなんとか
生きている情報が聞けて

少しだけ安心した

翔「目黒マジヤバイよ」

「知ってます。こないだのYouTubeは
本当に申し訳ないって思ってます」

翔「ほんとだよ(笑)
けどさ、このままでいいの？」

「よくないですよ、全然。
もう全然よくない」

" いやそれ俺の "

と笑いながら言う翔太くん

全然笑い事じゃないし、
なんなら今この状況も全然よくないし

翔「目黒にとってAちゃんって
精神安定剤だと思うんだよ。
お泊まりした次の日とか、Aちゃんの寝顔の写真を
1人で見てニヤニヤしたり、連絡来たら凄え顔してるし」

「何それ、全然知らない」

翔「Aちゃんの考えてることは言わなくても分かる。
けど、少しは目黒にも甘えていいんじゃない？
彼奴、Aちゃんに会えないだけで枯れまくってるよ？」

" 今日だって呆れて照がご飯誘ってた "

って、結局周りに迷惑掛けて
心配させるようなことばっかりして

何やってるんだろうって

翔「じゃ、俺帰るね」

「はい、ありがとうございました」

翔「熱早く下がるといいね。お大事に」

そう言って翔太くんは家を出た

翔太くんに言われて、
少しくらい甘えてみようと思って

彼に連絡を入れてみようとしたのに

Renどういうこと?

翔太くんに肩を抱かれて
マンションに入っていく写真を

撮られていたことに
今になって気づいた

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