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「ちょっと、だとしたらどうやってAさんの術式思いついたのよ」
「そもそも思いついたからなのかどうかも…」
なんと言う顔をすれば良いのか分からなかった。別に悲しくはない、ただ、混乱している。
「…とにかく、あのヘンタイ目隠しに話を聞いてみるしかねーな」
「しゃけ」
「悟がそんな簡単に口を開くかねぇ…」
2年生の方々が話し合っている中、野薔薇ちゃんが私の肩をポンと叩く。
「なーに不安そうな顔してんのよ!別に死にゃしないじゃない!むしろ、強くなるチャンス!」
「そ…そうだよね!強くならなくちゃ」
五条さんには助けてもらってばっかりだ。こんな事で、あの人の事を信用しないなんて、器の小さいことはしたくない。
頼ってばっかの人生じゃ、呪術界に来た意味が無い。
「私、出張から帰ってきた五条さんに聞いてみようと思います。五条さんはお優しいので、きっと教えてくださ……って、な、なんで顔を顰めて…」
決意して、前を向けば、嫌そうな顔をする皆さん。
「あの馬鹿が優しい?…アンタ、詐欺には気をつけろよ」
「そうですよ。五条先生が優しいの基準なら、多分呪霊って概念無くなります」
特に真希さんと伏黒さんは強調してきた。なんだか怖かったので、深く考えないようにしようと思う。
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作者 - 紅葉さん» 弐の方にもコメントしてくださっていたんですね!気づくのが遅れてしまってすみません!読んでくださってありがとうございます! (2021年2月24日 22時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 五条先生の創作アルバム怖いですね……最後のセリフで「ヒェッ」ってなりました……。面白いです! 真希さんのツンツン具合がまた好き……続き読んできます (2021年2月22日 8時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ゆうなさん» わっ、本当に申し訳ございません…。修正させていただきました!今後も当作品をよろしくお願いします! (2021年2月6日 23時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - いつも楽しく読ませて頂いています!あの、22話くらいから、名前変換ができなくなっている気がします。華瑠→華琉になっているからだと思われます!此方の不具合でしたらすみません…これからも応援してます!! (2021年2月6日 11時) (レス) id: 3ecb08afbf (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2021年1月26日 23時