02話 : 出会い ページ2
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食事を始めて数分後、
「あ、来た来た！おーい、こっちこっち！！」
と五条が店の入り口に向かって手を振る。
それに反応した少女が4人が座っている席に近づく。
「お待たせしてしまって、すみません」
「気にしない、気にしない！
任務、お疲れサマンサ！！」
眉を下げて、五条達に謝る少女。
雪のように白い髪、白い肌。
触れれば、壊れてしまいそうなほど華奢な身体。
そして、印象的な真紅の瞳。
「び、美少女じゃない！」
と声を上げる釘崎。
その言葉に照れたのか、ほほを赤く染める少女。
その姿すら、絵画のよう。
その空気を壊すように五条が話し出す。
「さ、自己紹介して！」
「初めまして、五条Aと申します」
五条は、それだけ？というような目線を送るが、
それに気づかない虎杖が続ける。
「俺、虎杖悠仁！」
「釘崎野薔薇よ
同性同士、仲良くしましょ！！！」
と手を差し出す。
「宜しくお願いいたします…！」
Aは、差し出された手を、釘崎、虎杖の順に握っていく。
Aは虎杖の手を握ったまま、
「初めまして、呪いの王
以後お見知りおきを」
と言葉をつづけた。
虎杖はその言葉に驚きながら、
「Aもこいつのこと知ってんの？」
「おい、会って数秒で、下の名前呼び捨てかよ」
「だって、五条先生と一緒の苗字じゃ紛らわしいだろ！」
釘崎に疑いの目を向けられる虎杖に、
Aは、
「Aで構いませんよ。
釘崎さんも、ぜひ下の名前で呼んでさい」
「おっけー
じゃあ、あんたもその釘崎さんってのやめてよね」
「わかりました、野薔薇」
虎杖をおいて、急速に距離を縮める二人。
「えっと…、俺の質問…」
「呪いの王、両面宿儺を知っているか。という質問でしたよね？」
「そう！」
「勿論、知っていますよ。
彼は呪術界では知らない人はいないほどの有名人です
呪術師としての強さは勿論、死後、呪物としての凶悪さも有名ですから」
Aの話しに、虎杖は、ほへぇ―と相槌を打つ。
「そんな有名な呪物が、受肉したという話は一夜で呪術界に広まります。
だから、呪術界で虎杖君のことも知らない人はいないと思いますよ」
「俺、そんな有名人なの！？」
「そりゃそうだろ」
としばらく口を閉ざしていた伏黒が相槌を打つ。
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ミルクティー - 「ゆっこ」さんと同じです。めちゃくちゃ面白いです。結末が気になるな〜 (4月2日 20時) (
レス) @page16 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - とても好きです。更新楽しみにいています！ (3月29日 20時) (レス) @page12 id: 2eecfc8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーシェ | 作成日時：2024年3月11日 21時
