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目の前に座るはこちらを見て楽しんでいる夏油。
横に座った虎杖も、そんな彼の前に座った伏黒と釘崎もじっと五条を見つめていた。視線の圧に耐えられなくなった五条はクリームが溶けてデロデロになっているクリームメロンソーダを口につけた。
「えーっと、五条せ…さん、いや、せんせ…くん？あー、っと」
視線を忙しなく動かしていた虎杖は絶賛迷い中だった。今横に座る五条という男は現世では一回りほど歳下の男子高校生。だが実際蓋を開けてみれば前世で自分を教えてくれていた先生。
五条先生、って言うのはあれだから五条さん？でも今俺の方が歳上だから五条、くん？いやぜってぇ無理だわ！！うん！！どーする俺！！
「好きに呼んでドーゾ」
「……ッス！五条先生！」
「声デケェよバカ」
虎杖の大きな声に隣のテーブル席、五条と夏油とは反対の席に座っていた、雄英の制服を着た女の子のグループが驚いた顔で彼らを見つめていた。
釘崎がテーブルの下で虎杖の足を蹴った。その横で伏黒は彼女たちに一礼した。
「そうだ悟、彼らに言うことあるだろう」
付き合いの浅い虎杖たちにはその笑みは聖母のように見えた。
「………おかんじゃん」
「………おかんね」
「………」
「うん、違うからね」
一方付き合いの長い五条にはその笑みが示す意味がよーく伝わっていた。
こんなに面白い展開になるなんて、いや、君のわがままについて行ってよかったよ本当に。
はぁーーーー、と五条は長いため息をついた。ぶっちゃけ五条は自分が彼らにとった態度が間違っていたとは思っていない。
彼らは、特に虎杖は夏油の操られていた時の記憶を思い出すにはいいトリガーであると言える。接触は避けなければ、そう思っていたのは自分だけだったのだろうか。
親しげに話す夏油の姿を見て、また、息を吐いた。
「いやー、僕も悪いと思ってるよ、ホント。あれとか、それとか、ね？うん、ごめんごめ〜ん」
五条を取り囲むように座っていた四人に一気に罵倒されたのは言うまでもない。
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く - また戻って来ちゃいました…！！本当にいつ読んでも面白くて飽きません！！この小説が大好きです！！ (3月26日 11時) (
レス) id: 2886bd5eaa (このIDを非表示/違反報告)
a - 何回も読み返してしまうほど設定がしっかりしていて解釈の仕方が納得できたりしてしまう程大好きな作品です更新待ってます (3月22日 5時) (レス) @page41 id: 125b1c80a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - え、おわり？？？え？？ここで？？？え (3月14日 0時) (レス) @page41 id: a785fb42c2 (このIDを非表示/違反報告)
甚嘉 - このお話とても大好きです！私はさしす組推しなんですが、夢小説ではよく硝子さんだけ距離を感じるものが多くて…だけど、この作品は4人の友情が綺麗に描かれていてとても惹き込まれました。これからも頑張ってください！ (2月16日 21時) (レス) @page41 id: c9696c8440 (このIDを非表示/違反報告)
r(プロフ) - この作品大好きで大好きで…初期の頃からずっと追いかけてました…久しぶりに見たら更新されてるなんて…夢中で読みまくりました、、更新ずっと待ってます…作者さんの書く作品が大好きです (1月13日 18時) (レス) id: 892520834f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんだもち | 作成日時：2021年6月11日 21時
