祓うんじゃなくて葬るんだよ【呪術廻戦】

二 ページ4

廃ビルの近くに行くと
前の方に黒髪の男と銀髪の変な目隠しをした男がいた







こんな所に人……？
不思議に思い歩くペースを遅める






ア「ふぅん…彼等見える人だねぇ」







『えっ、それって私にとって面倒臭いんじゃ…！？』







上から急に窓ガラスが割れる音がした







あ、これ最高にめんどくさくなるやつだ



珍しく自分の感が働いた
ビルの前を通り過ぎようかと思ったが、
今度はビルを背に歩き出す






ア「おやおやいいのかい？」







『なんかめんどくさくなりそう』







ア「後ろでなにか騒がしくやってるよ？」








『こういう時は関わらないのが1番なんだよ』






ア「相変わらず面倒事が嫌いだねぇ…」




ｸｸｸｯと人を小馬鹿にするように彼は笑った




ただでさえ面倒事が嫌いなのに
どうみたって変人な奴らに絡まれるのは
ごめんだ




だいぶ距離が離れたと思い
歩く速度を戻し今度こそカフェで
ゆっくり休もうとスマートフォンを手に取り
検索をかけていたところ
何も持っていない腕を誰かに引かれた







？「ねぇ君もしかして見えてる？」






振り向いてみれば
そこには先程の銀髪の目隠しをした男がたっていた

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