検索窓
今日:8 hit、昨日:15 hit、合計:134,265 hit

十四 ページ16

五条side



彼女がこちらに応じてくれるとは
思わなかったな〜
まぁ、一瞬向けられた殺意には
さすがの僕も少し怖気付いちゃったけど

今は後ろの席で眠ってるみたいだし
警戒心が強いのか無防備なのかよく分からないな



伊「あの、五条さん、本当にこの方は呪霊を払えるのでしょうか」



五「なに、伊地知。僕が嘘ついてるって言いたいの?」



伊「いえ、決してそういう訳では「おやおや、そんなに弱そうに見えるかね?」!?」



バックミラーで彼女を確認すると
起きていた
いや、正しくは彼女の中のモノが
起きているという方が正しいのか



五「その状態だと彼女の意識は寝たままになっているのかな?」




ア「どちらでも可能さ、嬢ちゃんが意識はある状態でも小生と変われる。その逆も然りって所だねぇ」




五「へぇ…ところで君は何者なんだい?元呪術師って訳でもなさそうだけど」




ア「小生はただの葬儀屋さ。少し変わった事が出るってだけだよ」



五「ただの葬儀屋が呪霊を祓えるなんて不思議だね」



ア「言っただろう?少し変わったことができると。それに祓うではなくこちらは葬ると言った方が正しいねぇ」



彼女もそう言ってた
祓うではなく葬ると

そもそも葬儀屋がなぜそんな力を持っている?
恐らくまだなにか隠しているのか
祓うと葬るではまた別の力があるのか



ア「何をそんなに疑っているのかねぇ」




五「こちらにとっては君達は謎が多すぎるからね。疑うのも仕事だよ」




ア「じゃあもう1つくらい情報を与えようか。情報と言うよりは注意だね」




五「注意…?」




ア「なるべく両面宿儺と小生を会わせない方がいい。いるのだろう?これから向かう場所に器になった坊やが」




五「どうしてそれを!?」




助手席から後ろに振り向くと
さっきまで起きていた彼女は
目を閉じ眠りについていた




伊「五条さん彼女は何なんですか」




何なのかねぇ




五「そんなの…こっちが知りてーよ」

十五→←十三



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (251 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
716人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 続き待ってます! (2022年4月11日 0時) (レス) @page23 id: f89089966a (このIDを非表示/違反報告)
ニャノこ - 続き待っています!頑張ってください! (2022年3月27日 13時) (レス) @page23 id: 7b98f51063 (このIDを非表示/違反報告)
もやし - 続き待ってます!! (2021年11月1日 6時) (レス) @page23 id: e06502b7ba (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - アンダーテイカー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最高です!!!!!頑張ってください!!! (2021年7月22日 11時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - とても面白くて好きです!更新頑張ってください!続きが楽しみです! (2021年3月31日 22時) (レス) id: b5168aca3b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年12月1日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。