祓うんじゃなくて葬るんだよ【呪術廻戦】

十三 ページ15

『なんで勝手にそんなことしてるんですか』




五「君には聞きたいことがあるからね」




『またそれですか、もう聞くことも無いでしょう』



これ以上関わらないでくれめんどくさい
昨日は上手く逃げれたのに今日の朝でこれか




五「君さぁ、僕が気づいてないとでも思ってるの？」




『…気づいてないとは』




もしかして




五「ひどいなぁ！昨日の夜会ったじゃない、知らないとは言わせないよ」





ア「バレてたんだねぇ、ここで抵抗しても無駄だよA。大人しくついていったほうが身のためかもね。安心するといいよ、何かあったら小生が変わってやろう」




五「もしかして今は中にいるモノとお話中かな？」




！？！？
アンダーテイカー事もバレてる
この人は何をどこまで分かるんだ
大人しくついていったほうが身のためなのも分かってる
だけど…



『モノって言う発言撤回してください』




たったその一言だけが気に食わない
ずっと一緒にいる彼をそんな言い方されてたまるか



五「ごめんごめん！そんな殺気を剥き出しにしないで！で、着いてきてくれるかな？」





『着いてこないと言っても強制なんでしょ。行きますよ』





五「物分りが早くて助かるよ。下に車待たせてるから準備しておいで」





『分かりました』




1回部屋に戻り
仕事に行くためにスーツを着ていたが動きづらいため
黒のスキニーとワイシャツはそのままで黒のカーディガンに着替えた



持ち物は、スマホと財布と煙草だけでいいかな
一応いつもの携帯灰皿も持ってくか
全部ポッケに収まるからカバンも要らないか



一通り確認してから
部屋を出ると五条さんがすぐ側で待っていた




『下で待っていただいて良かったんですけど』




五「また逃げられると怖いじゃない」





エレベーターで1階に行き
五条さんの言う通り車が待っていた
車のドアを開けるといかにも疲れ果ててる
男性が運転席にいた




車が出発し昨日の疲れが抜けてなかったのか
数十分で眠りについてしまった

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