【学パロ】好きです。だけど、ごめんなさい。【d!】【zm】 (ページ17)

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優「ねぇ、Aちゃん!!一緒に勉強会しない？」

あの後普通に授業を受けて、昼になった頃。
お弁当を一緒に食べていると、優奈ちゃんに
そう言われ、突如として優奈ちゃんの家で
勉強会をする事に。

しかも何故かシャオロンくん、鬱くん、
ゾムくん、コネシマくん、それと─

ｴﾐ「はじめまして。エーミールと申します」

エーミールさんが来ている。

話をしたら、エーミールさんも生徒会らしい。

そんな人とこれだけ友好関係を築いてる
優奈ちゃん…これはヒロインの器だ…。

優「さて!!メンバーも揃ったし、勉強会始めよっか!!」

優奈ちゃんの声で、皆が勉強道具を取り出して、
それぞれ勉強を始める。

困ったら、隣の人やわかりそうな人に聞いて
教えてもらったりするんだって。

なんか、青春って感じするなぁ…。

私の隣はシャオロンくんと鬱くん。

向かいにはエーミールさんがいる。

エーミールさん、なんか賢そうだよね。

困ったらエーミールさんに教えてもらおう。

※※※

数分後─

(わからない…)

Q,determineの意味を答えなさい。

これ、どういう意味だったっけ…

私が一人でうんうんうなっていると、隣の
鬱くんが「どうしたん？」と小声で聞いてくる。

　『ここがわからなくて…』

鬱「あぁ、そこね。それ、『決定する』って
　いう意味やねん。
　【～から(de-)境界を定めて(termino)
　区切ること】っていうのが語源になってる
　らしいわ」

　『へぇ、そうなんだ…!!鬱くん、ありがとう』

鬱「ええよええよそんなん。他わからんとこ
　無い？僕英語できるから」

　『ううん、とりあえずは大丈夫』

鬱「そか。またわからんくなったら聞いてな」

鬱くんって、英語できたんだな。
ちょっと意外かも。