自由きままに考える小説の作り方。

知っておいた方がいい小説のルールについて ページ48

どうも、音霧想です。今回、多分修正を除きラスト更新になります。

　さて、今回は知っておいた方がいい小説のルールです。
　が、まあ「…(三点リーダー)」や「―(ダッシュ)」は二個で一セットというのは有名な話なので今回は言いません。知らなかった人は、このサイトで小説の書き方で検索してみてください。

　今回、私が紹介するのは漢字と「」鉤括弧についてです。
　漢字と鍵括弧、句読点は意外と取り上げている方が少ないので、順々に紹介します。


　まず漢字ですが、説明するより見てもらう方が早いので、早速例を紹介します。

然し、彼女は唇を頑なに結び、首を縦に振ることはなかった。

気づいた方はいると思います。あと読めない方もいますよね。
　漢字は要するに、読めない漢字を使うことはあまりよろしくないということなんです。となると「然し」は完全にアウトですね。時代背景や作風にもよりますが、基本的には「頑な」もだめだと思います。私がよく使う「例えば」も本当はよくないです。

　また、形式名詞の部分もひらがな書きが推奨されています。ただ形式名詞は説明しにくいため、私もうまく言えませんが、実質的ではなく形式的な名詞の意味らしいです。何言ってるかさっぱり分かりません。

形式名詞の例こと、もの、ところ、わけ、はず、つもり、ため、せい、おかげ、まま、とおり、かわり、くせ、わり、ほう、たびなど

　まあ、あれですよ。要するに難しい漢字は下手に使うなってことです！ (否めないゴリ推し感)


　さて、次にいきましょう。
　次は括弧ですね。もう文字数に限界近いのでさっさといきます。

「あいつ、言ってたんだよ。「もう、限界なんだ」って」

　これの間違いですが、わかりますか？
　正解は鍵括弧の中の鍵括弧が違うでした！ 鍵括弧の中に鍵括弧を用いる場合は「これ」ではなく『こっち』の二重鍵括弧というのを使用するというルールがあります。…や―よりはルールとして知名度が低いのですが、一応ルールとしてはあるみたいです。
　あとは例えば、地の文の中にある鍵括弧が右(または下)よりで改行されてるということがありますよね。あれもNGみたいです。改行されちゃう場合は会話の前に改行しましょう！

分かりにくすぎたので例

作者は演者である。→←【雑談】色あせない作品達の主人公

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