自由きままに考える小説の作り方。

プロットのコツとか ページ27

■プロットのコツ

　プロットを書く際にコツってあるのと思った方。一応、あります。が、特に絶対というわけでもないのであくまでも参考程度に。


　◇文字数をなるべく少なく

　 話をまとめるとなると文字数が多くなりがちですが、ぶっちゃけなところ少ないほうがプロットとしてはオススメです。というのも、文字数が多いと見直す際に見たい項目を見つけ出すのに時間がかかってしまい、ロスになってしまいます。
　 そのため、登場人物の人数や物語の長さで変動はしますが2000文字程度に収めるほうがいいかもしれません。最高でも紙1枚程度に収め、手軽に見れるようにしましょう。


　◆プロットの筋書きにすべて従う必要はない

　 プロットを終え、小説を書き進めていると

「あれ？ これ、こうしたほうがいいんじゃない？」

と思うことも出てくると思いますが、その場合は内容を変えてもなんら問題ありません。ただ、その場合プロットの内容も修正しておくといいと思います。何故かと問われれば、あとあとの物語に変動がでてしまう可能性も考慮したためです。
　 ただ、旧のプロットも念のために完全には消さず、このように 読める形で残しておくほうがいいかもしれません。


　◇登場人物を書く際に

　 前の回で文字数の都合上で省きましたが、性格を書く際に気をつけてほしい書き方があります。
　 例で見てみましょう。

　ダメな例
夢主
優しい性格。目立たない高校2年生。

　 結構、難問な気がします。私も気付きませんでしたが、理由を説明されて納得しました。
　 さて、解説させていただくと上のダメな例ですが、夢主はどのように優しいのでしょうか？ 上記の優しいという言葉だけでは、分かりにくいです。
　 それじゃあ、どんな形が良いかと問われれば

・教室の花の花瓶の水を毎日朝早くに交換したり、黒板をいつもきれいに掃除している。
・一人でいる子に声をかけてあげる。

のような形です。目立たないというのも似たようなもので、どんな風なのかを書くと分かりやすいです。

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