「半田が超能力なんて使えるわけないじゃん」(セキレイ＆禁書パロ) (ページ24)

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「気化熱とか大気圧とかって意味わかんないよね。」by猫耳帽子ページ24

～マックスSide～

早くそこら辺のコンビニでご飯かって寝よう、という話になって、バスに戻る。暗くてそこら辺の木とか豪さんの顔とか怖いんだけど。半田がバチバチやってるから前は見える。うしろは風丸が炎をおこして電気の変わりにしている。ん～と、なんだっけ。なんか気圧を上げたら熱が出てうんたらかんたら、らしいんだけど。

「……………………あ」

「どうしたんですか、監督？」

うわぁキャプテン、礼儀いいなぁ。僕なら無視するとおもうんだけど。

「そろそろキャラバンは飽きただろうからって宿とってたの忘れてたわ。」

うん。なんかけっこう重大なこと忘れてなかったかな。ホテルなら夜這いとか王様ゲームとかしやすいのに。

「どこですか？」

「ん～と確か…風神(かざかみ)ホテル、だったかしら…」

「風神ホテルっ？」

「監督さん監督さん…ってかもうめんどいからヒトちゃんで良い？それ、どこにあるかわかる？」

「星双市、だったかしら…長野県のあたりらしいわ」

「あ～、ヒトちゃん、今日はキャラバンだね。いくら真ちゃんでも無理だよ…」