「半田が頭脳優秀なわけわけないじゃん！２」by猫耳帽子 ページ15
「人間をエイリア石を使って強くして、兵器にして
どーのこーのってやつですか？」
「そうよ。」
「監督？ジェネシス計画ってなんですか？」
「黙って。いまは半田君と話しているの。で、戻すけど…」
「おれがジェネシス計画を知らないわけないじゃないですか…」
「え？」
「元々、オレが仕掛けたといっても過言じゃ無いですから・・・」
「どういうこと？」
話からいくとエイリア学園のことらしい。
にしてもどうして知っているのだろう。
スパイ…なのか？
「エイリア石が落とされた１ヶ月前、
吉良星二郎に能力開発についてのデータを盗まれたんです。
わが町にとっては必要でしたから、どうにかして取り戻そうと考えたんです。
丁度その時、オレはエイリア石、という物を開発し、実験していました。
本来は能力者が暴走した際に、大事にならないように開発された物でしたが、
ためしに、普通の人につけて試してみたんです。
結果は予想通りでした。
ドーピングの類と同等の力を発揮したんです。
あとは早かったです。
一ヶ月かけて作戦などを立て、吉良のもとへ飛ばしました。」
「ええと…本当の話？」
「本当です。」
「対木さん？入ってこないで…」
「真ちゃんはこっちではたしかに中途半端なのかもしれません。
でも、本当の真ちゃんは、頭脳優秀、運動神経抜群、おそらく地上最強…
なんていう子なんです。それに、」
「それに？」
「わが町は能力開発なんかを平気でするような街なんです
人口のほとんどは能力者なんです。
1人ぐらい、そんな子がでてきてもおかしくありません。
それに、うちだって、能力は弱いけど、超能力を使えます。」
「そう。わかったわ。で、作戦って？」
第６話「半田が頭脳優秀なわけないじゃん！」
「超能力なんてあるわけ無いじゃない。」by瞳子姉さん→←「半田が頭脳優秀なわけわけないじゃん！」by猫耳帽子
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作者名：minatsu(しけりえ) | 作成日時：2012年1月2日 10時
