スタンド能力がヤンデレホイホイとか草超えて森超えてモーリーファンタジーも超えてグリーンファンタジーも超えてファイナルファンタジー【混部】

草26 ページ26

その後も承太郎とDIOの戦いが続いたのだが、互いに疲労が出てきたようで、



承太郎「ハア…ハア…。」

DIO「ハア…貴様のスタンドパワー…まだ劣ってはいないようだな承太郎…。」

A「…。」



あまりにもカオスなこの現場について行けなくなったのか、Aは承太郎の腕の中で気絶してしまっていた。目覚めた後どうなってしまうのか心配だ。



にしてもな〜んかDIOの奴前より強くなってねぇか…？まあでもアイツのことだから弱くはならねぇだろうけど。でも承太郎があそこまで苦しむって…流石はラスボスだな。



承太郎「もう互いに怪我が酷い…今回は引き分けと言うことにしようぜ…。」

DIO「……良いだろう、今回だけは飲んでやる」

承太郎「だが1つ聞かせろ、何故“俺の”Aを狙うんだ」



そのセリフは確実にこの場にいる俺達の地雷を踏んだ。何だよ“俺の”って…！勝手なこと言いやがってよォ…Aは俺のなんだよ…！そんな怒りが込み上げてくる。



勿論それは何も俺だけに限った話ではない。



DIO「……貴様、今“俺の”Aとか抜かしたか」

承太郎「抜かしたも何も、れっきとした事実を述べたまでだぜ、そんなこと言うまでもねぇだろ？さっさと質問に答えな」

DIO「その言い方非常に腹が立つがまあ良い答えてやろう、何故か分からんがその女がそばにいないと落ち着かないのだ」



そう言ってたたでさえ光の無い目から光を無くすDIO。しかし目の光は消えていながら真っ直ぐと、承太郎の腕の中で眠るAを見据えていた。



アイツ、承太郎の提案を飲んでおきながら隙さえ出来ればいつでもAを奪い返すつもりでいるな。どこまでも悪党だぜ、考えることが俺みてぇだ。



正直俺も隙さえあれば容赦なくAを取り返すつもりでいる。だってAは俺だけのものなんだから、人に盗られたら取り返すのは当たり前だろ？説明するまでもねぇ。



なあ承太郎、早く俺のAを返してくんねぇか。もう今にも拳から波紋を流しちまいそうなんだよ、相手はよりによってお前だし出来ればやりたくねぇんだ、早く返してくれ。



承太郎「…そんな“俺のAを返せ”みてぇな顔したって返しはしねぇからな」

ジョセフ「(この野郎…！いつまでも独占しやがって…！)」

DIO「(承太郎め…次は必ずAを…！)」

草27→←草25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す