草24 ページ24
さあいざ戦おうと思った時だった。まさに俺たちがDIOに突っ込もうと波紋を出し、スタンドを出していたその時だった。
「ちょ、何事ですか！？」
ジョセフ「あ〜、看護師さん、今すぐこの辺りの患者をここから離してくんない？」
「いや、あなた方何をするつもりですか！？うわ、トイレのドアが真っ二つだし…。」
そう、スタッフの人達が来て迂闊に動けなくなってしまったのだ。ただでさえこの状況なのによぉ…あまり人がいると邪魔になって攻撃が出せねぇだろーが…。
だがだからと言ってここでいきなり波紋やスタンド攻撃を繰り出したらそれこそ被害が甚大なものになるし、周りの人がパニックになったりしたらそれはそれで面倒臭い。
取り敢えず今この状況なのでAだけでも離さなくてはと思った俺はAの元に駆け寄った。
ジョセフ「A！大丈夫か！？一応意識はあるよな！？」
A「あ、ああ…あ…。」
ジョセフ「あぁ怖かったよなぁ？ごめんな？こんな怖い目に遭わせちまって…。」
そう言って抱き締めてやればAは震えながら抱き締め返してきた。途端に溢れ出てくる歓喜と優越感。まるでAが完全に俺の元に堕ちてきたかのようだ。
思わず口角が上がるが今はそれどころではないので動けなくなっているAを抱き抱えて一旦DIOから離した。近くにいればそれだけ危険だ。
すれ違いざま、承太郎が酷く悔しさと怒りを込めた瞳で俺を睨みつけてきた。だから言ったろ〜が、そうやって笑ってられんのも今だけだぜってな。
さて、Aをなんとかあの場所から少し離せたのは良いのだが、それでもすぐには諦めないのがDIO。スタンドを使い出した。
DIO「ザ・ワールド！時よ止まれッ！」
ジョセフ「まずい、時を止められたら…！」
その後のことは何も記憶にない。ただハッと意識が戻った瞬間、Aが俺の腕の中から消えていた。その代わり、Aは……
承太郎がバッチリ抱き締めていた。どうやらDIOが時を止める前に時を止め、AをDIOから守ったのだそうだ。
承太郎「やれやれ、俺からAを盗ろうとするなんて100万年は早いぜ」
DIO「WRRRRRRRYYYYY…！！」
人生でこの時ほど承太郎達のようなスタンドが欲しいと思ったことはなかった。
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ユメ(プロフ) - 奇星雷戯@圧倒的低浮上さん» プリ小説で参加型させてもらってる方のユメです。←よく気づきましたね以前に名前一緒でしたね (2023年4月22日 18時) (
レス) id: 347b6462b2 (このIDを非表示/違反報告)
奇星雷戯@圧倒的低浮上(プロフ) - ユメさん» コメントありがとうございます！！もしかして、プリ小説の方で俺の作品を見てくださったり、参加型に参加してくださっているユメさんでしょうか！？間違いでしたらすみません…！嬉しいコメントありがとうございます！！ (2023年4月22日 16時) (レス) id: a50b3c484a (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - ランキングに載ってて気になって見にきました〜初コメ失礼します〜。予想できない出会い方で、とても面白かったです！お気に入りさせてもらいまーす！ (2023年2月6日 23時) (レス) @page47 id: 347b6462b2 (このIDを非表示/違反報告)
奇星雷戯@圧倒的低浮上(プロフ) - 琥雪さん» コメントありがとうございます！！な、ななな何もかも面白いとは…こんな嬉しいこと他にありません…モチベが今爆上がりしてます…ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年5月30日 23時) (レス) id: 7da9dffbfb (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 奇星雷戯さんの作品何もかも、面白くて大好きです！！！頑張ってください！！ (2022年5月29日 23時) (レス) id: 27e17eb645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奇星雷戯@圧倒的低浮上 | 作成日時：2021年5月7日 23時
