10. 消えた雪 ページ10
k【みんな、いる?】
Amia【いるよー!今日もがんばろうねーっ♪】
【いる。昨日あんまり作業できなかったからその分やるね】
えななん【k、昨日言ってたイラスト、完成したよ!見てくれる?】
k【うん。…あれ?雪は?】
Amia【あれ?ほんとだ、いないね。夕方はいたのに】
えななん【寝ちゃったんじゃない?雪は私達と違って普通に学校行ってるんだし、疲れてたらそういうこともあるでしょ】
Amia【うーん。また夜にねって言ったんだけどなぁ…。ま、雪だって寝ちゃう時もあるか】
k【…そう、なのかな…】
えななん【ま、先に初めてようよ。k、ファイル送るね】
k【…うん、そうだね。じゃあAmiaと海も進捗報告お願い】
Amia【あ、その前にちょっといい?雪の話してて気になったんだけど、海も普通に学校通ってるでしょ?作業してる時に眠くなったりしないの?】
【俺は、作業している間は眠くなったりはあんまりしないかな。中学生の時は部活もしてたから夜の早い時間に寝てたけど…】
Amia【なるほどぉ。ありがとう、海!ちょっと気になってたんだよねー。えっと、進捗報告だよね、k】
k【うん。お願い】
数日後
?【…う…う、み…海!】
【!あぁ。どうしたの?寝太郎】
寝太郎【なんか今日、ぼーっとしてること多いし、さっきから全然話聞いてないから】
【…実は、数日前からサークル仲間の子が全然来てないんだよね】
寝太郎【へー。そうなんだ】
【自分から聞いといてそんな他人事みたいな…】
寝太郎【だって他人事だもん】
【まあそうだけど…。もうちょっと興味持とうとか考えないの?】
寝太郎【そういうのめんどくさーい】
【そうですか…】
寝太郎【…でも、その人に何もないといいね】
【…うん、そうだね…】
またまた数日後
Amia【…今日で雪が来なくなって、もう1週間かぁ】
k【…】
えななん【雪、旅行に行くとかって言ってたっけ?】
【いや、何も聞いてない。…1週間も来ないと、流石に心配になってくる】
Amia【もしかして、何かあったのかな…。事故とか、病気とかじゃないといいけど】
えななん【ちょっとAmia、縁起でもないこと言うのやめてよね
…でも、本当にどうしたんだろう】
k【雪…】
【k…】
"雪【__kの曲に、救われたような気がしたんだ】"
k【…何か、連絡を取れる方法がないか探そう】
232人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nyankit - もしかして寝太郎って……… (2023年4月3日 13時) (レス) @page10 id: 2c9231e74c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:耀(よう) | 作成日時:2023年4月1日 18時