サッカー少年、ナイトコードで。

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「おはよー」



『…はよ』



Aは教室についたらすぐに自分の席に座る



？「おはよう、A」



『おはよ、寧々』



寧々「昨日、ゲームログインした？」



『あぁ…。して、なかったかも…』



寧々「はぁ。連絡の一つくらいよこしなさいよね。いつもいるはずの時間にいないし、心配したんだから…」



『ごめん。今度からはちゃんと連絡するようにするから』



寧々「…絶対だからね」



『もちろん。ほら予鈴なるよ』



寧々「…今日はいっしょにできる？」



『うん、できるよ』



寧々「…！わかった！」



そう言って寧々は自分の席に戻っていった



『(今日はナイトコードに行くの遅くなりそうだな…。早めに連絡しとこ)』



【今日、ナイトコードに行くの遅くなると思う】



k【わかった。来たら連絡ちょうだい。少し相談したいところがあって…】



【珍しね、kから相談してくるなんて】



k【うん。あんまりいい音とかリズムが出てこなくて…】



【なるほど。たまにはそいうこともあるよ。わかった、一緒にやろう】



k【ありがとう】







特に何かあるわけでもなく放課後



寧々「じゃあ、家に帰ったらすぐにログインしてね」



『わかってるよ。そんなに言わなくても…』



寧々「前科があるから信用できない」



『あ、そっか』



寧々「はぁ…。とにかく、帰ったらすぐだからね」



『うん。帰ったらすぐログインするよ。それじゃあ、また後で』



寧々「うん、また後で」



寧々はそう言い残すと自分の家の方に歩いて行った



Aも自分の家に向かって歩き出す



『…はぁ。(寧々、いつも以上にしつこかったなぁ…。まあ連絡もしないでゲームサボった俺が悪いけど…)早く帰んないと』






寧々【今日はここまでにしよう】



【オッケー。結構難しいとこまで進んだね】



寧々【うん。昨日は同じ時間ぐらいやって今日の半分くらいしか進まなかったんだけど、やっぱりAがいると段違いに進む】



【そう？それならよかった】



寧々【明日はどうする？】



【え？今決めんの？】



寧々【だって昨日みたいに連絡の一つもないでこないかもしれないから…】



【あーそっか。俺が原因なのか】



寧々【そうだよ。他に何の理由があるの】



【…ないね】



寧々【はあ…。で、どうする？】



【うーん…。明日にならないとわからないけど、同じ感じでいいかな】



寧々【わかった。じゃあまた明日】



【また明日】

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