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ー1-B ー
瑞希「あ!冬弥くん!」
冬弥「ん?暁山か。どうしたんだ?」
瑞希「Aってどこにいるかな?」
冬弥「Aだったら休みだぞ?」
瑞希「え、休み?」
冬弥「ああ。何でも、体調不良らしい」
瑞希「体調不良か…ありがとう!冬弥くん!」
冬弥「いや、役に立てたのなら良かった」
瑞希「(体調不良で休んだってことは、昨日は体調が優れなかった感じかな?
でも、体調が悪いって感じでもなかったんだけどなぁ
もしかしてずる休み?今日ちょっと聞いてみよ)
ーAの部屋ー
『(強化指定選手…なんで俺なんかにきたんだ?
届ける人を間違えたって訳では無い、か。俺の名前が書いてたんだし
本当は行ったほうがいいんだろうし、何ならチャンスなんだろうけど、なんでこんなにも怖さが出てくるんだ…)』
Aの手が震えていた
『やっぱり、無理だよ…』
その日の25時
k【…海、いる?】
えななん【え、いないけど…】
Amia【めずらしー海が遅刻するなんて。あ、でも今日学校行ったんだけどね、海、体調不良で休みだったんだよね】
k【体調不良?】
Amia【うん。だから今日、もしかしたら体調不良だからいないのかなーって思って】
えななん【なるほどね。それなら連絡なくても仕方ないんじゃない?】
Amia【そうだねぇ】
雪【k、昨日送ったやつ少し修正加えたから見て】
k【あ、うん。わかった】
k「(A大丈夫、ではないよね…。昨日もいつもの感じではなかったし
あ、そういえば前に、
”『中学時代にやってた部活で少し、ね』”
ああ言ってたけど、もしかして関係あったりする、のかな…?)」
次の日
Aは今日も学校を休んでいた
母「A今日も学校行かないの?」
『…行かない』
母「…わかった。お母さん、仕事行ってくるね」
『…』
ガチャ
『(今日はセカイに、行こうかな)』
ー誰もいないセカイー
ミク「あ、A。いらっしゃい。今日はどうしたの?」
『ちょっとミクと話したいことがあって…』
ミク「話したいこと…?」
『うん』
Aはミクに自分に届いた手紙を見せた
ミク「これは…?」
『日本フットボール連盟ってところから俺宛に届いた手紙なんだ
ミク、サッカーってわかるか?』
ミク「なんとなくだけど、知ってるよ。ボールを蹴るスポーツ、だよね?」
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nyankit - もしかして寝太郎って……… (2023年4月3日 13時) (レス) @page10 id: 2c9231e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:耀(よう) | 作成日時:2023年4月1日 18時