サッカー少年、ナイトコードで。

29. 25時、ナイトコードで。 ページ29

ーファミリーレストラン─



翌日、A達はファミレスに集合していた



瑞希「あ、来た来たー！こっちこっちー！」



奏「…遅れてごめん」



絵名「大丈夫、まだ雪は来てないし」



『俺も、ちょうどさっき来たところだから』



瑞希「HRが長引いたって連絡きてるから、もう少しで来るんじゃないかな？」



奏「そっか」



絵名「それにしても、昨日ぶりなのに、リアルで会うのは初めてなんだよね。…ちょっと変な気分かも」



瑞希「まあでも、セカイで会ったのはちょっと別っていうか、3人とも実在してたんだなーってやっと実感できたよ！すっごく不思議な気分〜」



絵名「実在って…。瑞希は私の写真見てるでしょ？」



瑞希「まあそうなんだけど、やっぱり本物と会うと印象違うっていうか…」



絵名「へー、どう違うの？」



瑞希「そうだね〜。えななんって、写真撮る時はやっぱフィルタかけまくってるんだなーって♪」



絵名「はぁ！？」



瑞希「あはは！ていうかさ、Aってさ、めっちゃ綺麗な顔してない？えななんと違ってさ。モデルとかやってないの？」



『顔、か…あんまり気にしたことないかも。モデルとかそういう系はあんまり興味ないし



あ、でもスカウトらしきものは受けたことあるな。怪しくて断ったけど』



瑞希「えー！？そんなに綺麗な顔してるのに？勿体無い…」



絵名「ちょっとは私のことに触れてもらってもいいかな…」



雪「…ごめん、お待たせ」



奏「あ…」



絵名「雪…」



瑞希「大丈夫、全然待ってないよ！みんな、まだ注文もしてないし」



雪「そう、よかった



隣、座っていい？」



奏「…あ、うん」



瑞希「それじゃあまずは、自己紹介タイムからいってみよう〜！」

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