2. オープニング ページ2
物心ついた頃からずっとサッカーをやっていた
朝から晩までボールを蹴って、泥だらけになってもずっと蹴り続けた
ただただ楽しかった
サッカーだけが僕の生き甲斐だった
あの時までは…
「なんで俺より下手くそなお前がレギュラー取れるんだよ⁉」
『だって、俺もそれなりに練習してたし自主練も毎日してたから。君の練習不足が原因なんじゃないの?』
「‼//このクソ野郎が‼‼‼」
ボキッ
『え?』
バタッ
次に目が覚めたのは病院のベットの上だった
親から話を聞けば、俺は逆ギレしたチームメイトに殴られそのまま気絶したそうだ
殴られただけで気絶するなんて、俺もまだまだだな
母「どこか痛いところとかない?大丈夫?無理しないでね。」
父「何かあったらすぐに言うんだぞ。」
『もう、大丈夫だよ2人とも。大袈裟だなぁ…いっ!』
痛みのした方を向いてみれば、右腕が包帯でぐるぐる巻きにされていた。
殴られて怪我したところだとすぐにわかった。
母「だから言ったじゃない!無理しないでねって。」
『う、うん。ごめんね。』
それから暫くして、俺は無事に退院してピッチに戻ってきた。
『(やっと思いっきりサッカーできる!)』
そう思ってボールを蹴ろうとした瞬間、
『(あ、あれ?)』
体が震えてきて、ボールを蹴ることができなかった。
その後の練習もずっとそんな調子が続いた。
家に帰れば両親に泣きながら抱きついた。
両親は何も聞かないでただただ抱きしめてくれた。
それから俺は引きこもるようになり、サッカーからも離れていった。
そして今__
k「海。この曲のmixお願いしてもいいかな」
『ん、わかった』
えななん「ねえ海。途中なんだけど絵、見てくれない?」
『別にいいけど。俺、絵のことはあんまりわからないよ?』
えななん「感想言ってくれるだけでいいから」
『わかった』
Amia「海〜!このMV結構自信作なんだけど、どう⁉」
『いいと思う。今回の曲と雰囲気合ってるし』
Amia「でしょでしょ!」
雪「海。」
『どうしたの?』
雪「なんだか今日、いい歌詞が思い浮かばなくて…。いっしょに考えたいなって思って。」
『うん。いいよ。』
なんだかんだ、ここが一番落ち着く
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nyankit - もしかして寝太郎って……… (2023年4月3日 13時) (レス) @page10 id: 2c9231e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:耀(よう) | 作成日時:2023年4月1日 18時