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ゾムくんとグルッペンさんと一緒に港に着いた私は堤防に腰を下ろした
下は海で足がぷらぷらなってるのが心地いい
もう夏だからこの時間帯になっても空は明るい
zm「な、猫ってどこにおるん?」
『...』
ゾムくん、いい人だね
私が話さなくてもゆっくり待ってくれてる
『猫は、あっちの朝市がある方にいるよ』
gr「あっち行かないのか?」
『...』
zm「オスマンたち遅いなぁ」
『オスマンさんとひとらんらんさんが来てないのでまだ行きません。2人が迷子になったら困るから』
zm「確かにここなら見つけやすいな」
『オスマンさんたち遅いですね』
zm「おん、そうやなぁ」
『オスマンさんたちもここなら見つけやすいって思ってここいたの。ゾムくんがわかりやすいって言うなら本当にわかりやすいんだね』
zm「わかりやすいで!」
私の左隣で私と同じ方向を向いて座って
笑顔で二パッと笑うゾムくんを見て
遅れて私もふにゃりと口角を下手くそに上げてみる
gr「待て、なんでそんな会話ができてるんだ?」
zm「え?簡単やん」
『会話はできるよ。』
ただ、噛み合わないから苦手なだけで
ゾムくんやグルッペンさんみたいに噛み合う人と話すのは楽しいよ
gr「いや、ほら、さっき、二つくらい会話が混じってたじゃないか」
zm「簡単やん。な?A」
『あれが普通ですよグルッペンさん』
gr「え...ええ、?」
『ゾムくんのいう通り簡単だよ。普通の会話ですし』
右隣で道の方を向いて座ってるグルッペンさんを見ると困惑してる見たいだった
グルッペンさんも普通にいつも会話できてるけど
今みたいな会話は無理なのかな
今のが普通なのにね
os「遅くなっためぅ〜」
ht「ごめんね、!」
zm「お、やっときた!」
『全然大丈夫ですよ。それほど待ってませんので』
zm「Aの言う通りそんな待ってへんから大丈夫や!」
gr「実は俺らも少し前にここについたばっかりだからな」
くるりと向きを変えて道に降りるゾムくんを見て私も降りようかなって考える
zm「戻ってこれそうか?大丈夫?」
『...』
道に戻ろうと思ったけどいつも体を変えるために向く向きにグルッペンさんがいて回れない
普段と違う方を向くのが怖い
『ゾムくん、手を貸して』
zm「!ええよ!はい!」
差し出してくれたゾムくんの手を優しく掴んで私も道に戻る
os「待って?いつのまにそんな仲良くなったん???」
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喘息ですっ★(プロフ) - マジモンの名無しさん» マイペース主ちゃんお友達に欲しいですよねわかります...!!!応援ありがとうございます!!頑張ります!!! (3月18日 1時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - このマイペース主ちゃんのお友達になりたかった、、、似たような感じやけん嬉しい 応援してます! (3月18日 0時) (レス) @page16 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - ゆゆごんもちさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです!更新頑張りますね!コメントありがとうございます!!! (2022年12月15日 23時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆごんもち(プロフ) - お話の内容めちゃくちゃ好きです…!更新頑張って下さい! (2022年12月15日 23時) (レス) id: a087fadff6 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - ゆづ*^^*さん» 新作も頑張るね〜!そう言ってもらえて嬉しい!コメントありがとう! (2022年12月3日 22時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
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