ねぇこっち向いて 21 ページ26
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『無一郎くん聞いてよ煉獄さんが血鬼術で幼児化しちゃっててね、もうめちゃくちゃ可愛いのどうする!?持ち帰る!?え!?』
トコトコと歩いてくる無一郎くんに、ちっちゃい煉獄さんを抱きしめながら弾丸トークでまくしたてる。
あは、これも師範ゆずりなの。
無一郎「ふぅん。…ちっちゃいからって、男なのにハグするだ。ボソッ」
『え、なに?なんか言った?』
何かぼそっと言ったけど、なんにも〜と言いながら、近くの椅子に腰掛ける無一郎くん。
そして自分の髪の毛をちょこんといじってる煉獄さん。
あ、これはもしかして。
可愛いと可愛いの融合じゃない?
『ねぇちょっと無一郎くん、煉獄さんの事抱っこしてみてよ』
無一郎「え?いや別にいいけど。……ほら、おいで煉獄さん。」
そう言って煉獄さんにおいでと手を広げる無一郎くん。
あっ、尊い。←
そしてよもや!って言いながら走ってく煉獄さん。
あっ、また尊い。←
『…ありがとうございます神様』
無一郎·煉獄「「?」」
とりあえず3秒手を合わせてありがとう!と言った。
尊かった、明日も頑張ろう任務。←
なんて思っていた時。
煉獄「あっそうだ!かまどしょうねんたちとかくれんぼをしていたんだ!みつけにいかねば!」
そう言ってパタパタと駆け出す煉獄さん。
え、だいぶ待たせちゃってるんじゃないかな?
転びませんように、と見ていると、
無一郎「…ねえ、A」
『ん?……え、』
無一郎くんに話しかけられた。
そして、その美しい顔が目の前にあった。
『む、無一郎くん近いっ……!!』
と言って目を逸らすも離れてくれない。
無一郎「はぁ、幼児化してても煉獄さんは仮にも男だよ。そんな簡単にほいほい男にハグしちゃだめだよ。…僕以外はね、」
わわわ、近い近い。
ん?…僕以外?とは?
そう思って首を傾げると、無一郎くんはまたため息をついて、ほんっと救いようのない鈍感、と言った。
『…え、どういう事!?』
そう問いかけると、完全に無視された。
その代わり、無一郎くんに腕を引かれて、
無一郎「今日この後暇でしょ?ふろふき大根食べに行こ」
と完全にまるみこまれてしまった。
『行く!!けど、、』
そんな読めない彼に少しだけ、ドキドキしてしまっている自分がいた。
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ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» ありがとうございます!!!!!泣 宜しくお願い致します!!!!! (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» おめでとうございますっ!!!もちのろんで、応援させていただきますっ!! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» でも応援してくださったおかげで続編まで続けることができました!!これからも宜しくお願い致します!!^^* (2020年3月30日 21時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» いえいえ、そんな!なんかよかったです!ありますよねwwwこんがらがったりしますよね、本当に! (2020年3月27日 13時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!なんだかありがとうございます!!モチベ上がりました(照)でも私も何書いてんだ?って思うことありますw (2020年3月27日 12時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむちゃ | 作成日時:2020年2月29日 23時