ねぇこっち向いて 18 ページ22
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意識が、朦朧としている。
あれ…?私は確か、炭治郎くん達に稽古をつけていて、、どうなったの?
ここは……
重い瞼を開けて周りを見ると、そこにはしのぶさんがいた。
しのぶ「…!!目を覚ましたんですね。Aさんは無理をしすぎです。疲労からくる風邪でした。まだ熱が下がっていないので安静にしていてください」
そう言って微笑むしのぶさんは私の頭を撫でて、ここに薬湯置いておきます、とだけ言って出て行った。
でも、よく見ればここはどうやら蝶屋敷ではなく自分の屋敷のようだ。わざわざ来てくれたんだ…。
あ、そっか。任務で怪我した隊士が大勢いるのに、風邪移しちゃいけないもんね。
と自分の屋敷の天井を見上げる。
…熱、か。
確かに最近体調変だなっては思っていたけど、みんなに迷惑かけたくなくて。
でも結局迷惑かけちゃったなぁ、
なんて思っていると、また瞼が重く下がってきた。
だめだ、結構きついかも。
するとその瞬間、知っている大好きな人の香りがふわっと鼻をかすめた。
この匂いは…
無一郎くんだ。
会いたい、顔を見たい。
でも瞼が重すぎて、開かない。
すると、無一郎くんは私の額にのっていた、あったまってしまった濡れ布巾を冷たいのに替えてくれた。
おでこあつっ、て言いながらもちゃっかり前髪をよかしてくれて。
本当に、大好きだな。
すると無一郎くんは何か言い始めた。
無一郎「…もう、Aのばか。無理ばっかりして、本当にばか。」
ごめん、ごめんね無一郎くん。
そう言いたいのに、口から出るのは熱に苦しむ息だけで。
無一郎「はあ…僕が代わってやれたらいいのに。Aが苦しむとこなんて、見たくないよ…早く目を覚まして、
A、好きだよ」
そう言って無一郎くんは、私の頭を撫でて頬に軽く口付けを落とす。
…え?
い、いま、好きって、
しかも、頬に熱じゃない温かさが……
私の頭の中はどんちゃん騒ぎ。
あー、熱上がったみたいだ。
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❀大正コソコソ噂話❀
蕾柱の看病、実は他の柱の人達も来たかったみたいだが霞柱の牽制によって来ることが出来なかった。
唯一許されたのが蟲柱と炎柱だけだったらしい。
無一郎「別に全然看病してる時に何かしようなんて思ってなかったから。」←
✿作者です✿
リクエストありがとうございます!!!!!
これからも待っています!!
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ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» ありがとうございます!!!!!泣 宜しくお願い致します!!!!! (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» おめでとうございますっ!!!もちのろんで、応援させていただきますっ!! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» でも応援してくださったおかげで続編まで続けることができました!!これからも宜しくお願い致します!!^^* (2020年3月30日 21時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» いえいえ、そんな!なんかよかったです!ありますよねwwwこんがらがったりしますよね、本当に! (2020年3月27日 13時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!なんだかありがとうございます!!モチベ上がりました(照)でも私も何書いてんだ?って思うことありますw (2020年3月27日 12時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむちゃ | 作成日時:2020年2月29日 23時