出会い/1 ページ4
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お父さん以外には認知されたが、他の人には認知されずに数日が経った。
お父さんは私のことをよく撫でてくれる。たまに聞かせてくれる話もとても面白い。
私の身長は縮んだらしく、幼稚園児サイズになった。
そんなある日。近所で私に話しかけてくれた男の子がいた。
彼は私と同じくらいの身長で、自分をことを「ちゅるまる」と名乗った。
真っ白という表現が相応しい彼はとても可愛らしく、初めてみたときは倒れそうになった。
「それで、きょうはどこにいくの?」
そんな彼が彼の父と一緒に何処かへ行くらしかったので、私もついて行くことにした。
「ちちうえが、ししょうのところにいくといっていた!」
「ししょう?」
私は転生と一緒にタイムスリップをしてしまったらしく、世でいう“平安時代”に来てしまった。
町が雅だ。なんか自分の場違い感がやばい……まぁ誰にも見られないけど。
「あにぇうえはししょうがいるのか?」
ちゅりゅまるくんは私のことを何故か姉上と呼ぶようになった。私が以前姉のことを話したからだろうか……
「わたしにはいないなぁ……」
別に私には師匠はいない。中学校時代に弓道を少しやっていたが、学校の部活だったので師匠はいなかった。先生はいたけど。
ちゅるまるくんのお父さんはある家の前で立ち止まり、勢いよく開けた。
「宗近様!見てください!いい刀ができたんです!」
鶴丸国永といいます、とでかい声で彼は言った。
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にゃーちゃん - 好きです…っっ!!!まぁじで作者様神作しか書きませんねありがとうございます(早口)更新頑張ってください、楽しみにしてます! (2022年9月17日 18時) (レス) @page10 id: 25d0243371 (このIDを非表示/違反報告)
フォーマルハウトの書片 - ずっと前から応援しておりました。 これからも応援しております。 (2019年4月27日 21時) (レス) id: 0274745d66 (このIDを非表示/違反報告)
きい - タイトルみて飛んできました。弓使いほんとすきなんですよ。。。素敵な作品ありがとうございます今から読むので楽しみですo(^-^o)(o^-^)o (2019年4月6日 0時) (レス) id: 908a4fbf0a (このIDを非表示/違反報告)
暇人114514号 - ショタ…凄く可愛い… (2019年4月1日 10時) (レス) id: ddbe8a73a8 (このIDを非表示/違反報告)
真黒 - 更新頑張ってください (2018年10月6日 9時) (レス) id: 36145c8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まい | 作成日時:2018年9月14日 16時