初めまして ページ4
ドラマ撮影は順調で放送日も近くなってきた。
そんな中、あるバラエティで宮舘くんと向井さんと共演することに。
緊張する。番宣とはいえ。楽しみ。
宮舘くんと会うのも久しぶりだなあ。
最後に話したのは学校祭のとき？
挨拶しに行こうかな、と思っていたら
楽屋の扉がトントンと鳴る。
ドアを開けると馳部さんが挨拶しに来てくれた。
「馳部さん共演中だし同い年だし、わざわざ挨拶しなくても大丈夫ですよ！」
「なんでですか！確かに同い年だけど、柿崎さんの方が先輩でしょ！」
「そうですけど、気にしなくて良いです！」
「気にしますよ！」
「なんで！」
「…じゃあ敬語やめません？」
確かに。敬語だと気を遣っちゃうもんね。
「どうします？」
「…じゃあタメ口で」
「よし！よろしくね！Aちゃん！」
「ちょっ！名前までは良いとは言ってない！」
「あはは！」
楽屋の入り口でそんなやりとりをしていると
また扉がトントンと鳴る。
はーい！と言って開けると
宮舘くんと向井さんがいた。
失礼しまーす！と元気な声が聞こえてきたと同時に、
向井さんが馳部さんを見ておっと！と大袈裟なリアクションをした。
「…お取り込み中ですか？」
「はは、まさか！違いますよ」
「康二、失礼だよ」
宮舘くんが向井さんにフッと笑いながら言って目が合った。
ニコッと微笑まれたので私も微笑み返す。
私のこと覚えてるのかな？
「初めまして！SnowManのみんなの万能調味料こと、塩麹よりも向井康二です！よろしくお願いします！」
「初めまして。柿崎Aです」
「もちろん知ってますよー！」
すっごい元気ー！
「あ、馳部です！」
「SnowManの宮舘涼太です」
みんなで挨拶を交わす。
宮舘くんと同級生だということは伏せておいた方が良いのかな。
「ドラマ楽しみです！この前情報番組で見て絶対おもろいやん！と思ってました！」
向井さんがワクワクした目で伝えてくれた。
「SnowManさんがゲストで出演していた時ですか？」
「あ、それです」
「私もリアルタイムで見てました」
そう言うと宮舘くんがボソッと見たんだ、と言ったのが聞こえて思わず顔を見る。
ニヤリと笑って、ほうほう…とか言ってる。
…渡辺くんからなんか聞いてるのか？
「向井さん、ツッコミのお褒めの言葉ありがとうございます」
「ええー！そこも見られてたんか！恥ずかしー！」
両手で顔を大袈裟に隠してて
みんなで笑い合った。
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おでん(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年3月4日 7時) (
レス) id: 0eda0cdbe1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - おでんはんはじめまして！このお話本当に大好きです！今までにないテイストで今後も更新楽しみにしてます(^^) (2021年3月2日 20時) (レス) id: 7b49f138be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おでん | 作成日時：2021年2月20日 21時
