私はS級ヒーローです【ギャグ】【逆ハー】 (ページ1)

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前置き説明 -Episode zero- ページ1

僕は前々からヒーローを目指していたんだ。

というか小さい頃から圧倒的な力で敵を粉砕★玉砕★大喝采するヒーローに憧れを持ってた。

Haveしてた。

最もそんな憧れは小さい頃のほんのちょっとの野望だったんだけど。まぁ、女の子がプリキュアになりたいとか、男の子が仮面ライダーになりたいとかそれと同じくらい。

そもそもヒーローになんてなれないし、1人でそんな事言ってたらアレだよねとか思ったのかどうだか覚えて無いんだけれどいつの間にか忘れてた。

忘れてもやっぱりヒーローじゃなくても圧倒的な力には憧れてたし、欲しかった。

3年前…再び圧倒的な力に強い憧れを持ち始めた時だ。ヒーロー協会なんてのが出来たのは。

それからヒーロー達が増え、活躍していく中僕の中のヒーロー熱は再び着火された。

小さい頃の野望は成長した事により拗らせ…『神様の様な全てを統べる圧倒的な力が欲しい』になっていた。

それを目指してほぼしようとしなかった努力をするようになったのが3年前の小学６年生。

特訓が実を結び中の下だった体育の成績が5キープになったのが2年前の中学１年生の時。

急に超能力に目覚め、空を飛んだり、物を浮かせたり、はたまた圧力、重力を操れる様になったのが去年。

そして夢の中で現れた自分を神と名乗った者から力を引き継いだのが先週の事。

いや、厨二病じゃないんです。コレホントの話なんです。実際物を出したり作ったり自由自在なんですよね。

こうして幼い頃から望んでいた力を神様から受け継ぐという謎の方法で手に入れ調子に乗りまくった僕はヒーロー試験だかを受け合格。

僕、今日から受験生しながらヒーローします。