新しい出会い ページ9
キヨくんは前と同じように、苦しいくらい思いっきり抱きしめてくれた。
「キヨくん！ここ外！」
キ「ああ、ごめんね、家入ろうか！」
久しぶりにキヨくんに会ったからなのか、ニカッとした笑顔が眩しすぎる！
キ「ここの部屋、使って？家具とかは一通り準備しておいたけど…足りないものがあったら言ってね」
クローゼット、ベッド、デスク、椅子、小さいテーブル、カーテン
全ての家具が私の趣味に合った物だった。
「すごい！素敵です！私の好みそのままの部屋です！」
キ「そうだろうそうだろう！俺はAちゃんのことならなんでも分かっちゃうんだー！」
ドヤ顔で見つめてくるキヨくんが可愛くて、今度は私の方から思いっきり抱きしめた。
わっ！と言いつつもキヨくんは全然動じなくて、男の人なんだなってことを改めて感じた。
キ「A」
「ん？なあに？」
名前を呼ばれたから上を向くと、キヨくんからのキスが降ってきた。
みるみる私の顔が赤くなるのがわかった。
もう一度キスを…と顔を近づけた瞬間
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
インターホンを連打する音
キ「くそ…誰だよAとの時間を壊しやがってー」
そう言って彼は部屋を出ていった。
私もスーツケースを部屋の隅に置いてから、キヨくんの事を追いかけた。
廊下からでも玄関の会話が聞こえる。
少し鼻声な聞いたことのない声に少し戸惑う。
？『ありゃ、お邪魔したね』
キ『……ほんとな』
？『でもキヨくん、俺が来てなかったら我慢しきれなかったんじゃないの？……まあいいけど。彼女さん見してよ！』
お邪魔する！と言ってこちらに歩いてくる音が聞こえる。
キ『ちょ、まじかよ』
私が会話を盗み聞きしていたのは、近くの曲がり角。すぐにお友達に見つかった
？「あっ！みっけー！はじめまして。俺レトルト。レトさんって呼ばれてるー！君がAちゃん？よろしくなあ！」
レトさんは私の手を握ってぶんぶん上下に振り回す
「よ、よろしくお願いします！」
キヨくんの動画を見るようになってから、色んな実況者さんを知ったけど、この人かリアルレトルトさんだよね？！ひえ〜
キ「ほら、A困ってんだろ。今来たばっかりなのにレトさんが来るからー」
レ「まあまあ、綾鷹でも飲んで落ち着いてくださいなー？」
キ「ここ俺んちだから！w」
それからキヨくんと、レトさんとリビングに座って、たくさんお喋りをして、たくさん二人のことを知った
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雑食の林檎(プロフ) - *〜ゆら〜*さん» コメントありがとうございます!!ゆらさんのお陰で頑張れます!!これからもよろしくお願いします (2020年8月30日 2時) (
レス) id: 0a1352cbdd (このIDを非表示/違反報告)
*〜ゆら〜* - 面白いより自分がその気になります。頑張ってください…!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑食の林檎 | 作成日時：2020年8月16日 13時
