【鬼滅の刃】色々ツッコミたいけどとりあえず自分の顔が可愛すぎる。

27.いやあなた誰？ ページ28

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「今度こそ行くかぁ」

『早ク歩ケヨノロマダナアァ！』

「だから口悪いわ!!」



現在本部へ進行中。


動物の心が知りたいとは思ったことあるけどさ、こんな毒舌なのかよ。子供が知ったら泣くやつだわ。


くっそ、チャッピーなんて最悪困った時の非常食にしてやるからな。私料理上手いんだからな。





「タレ派だからたっぷり染み込ませてやる」

『イイカラ足ヲ働カセロ！馬鹿!!』

「鳥にまで馬鹿って言われたの人生初なんだけど!?普通は優しく支えてくれるんじゃないの!!?」

『Aガソレ相応ノカリスマ性ガアルナラナ』

「ちゃっぴいいいい！！！！」



え、360度どう見てもカリスマ性ある美少女よ。

カリスマ性無いってどういう事だよ！そりゃあ宇随さんには到底及ばないけどさ!!宇随さんは祭りの神だからさ！祭りの神兼私の神でもある。宇随さんはもう本当に神だ。尊い会いたい。(洗脳済み)




ところで私本部の場所分からないのでチャッピーに着いて行ってるんだけど大丈夫かな。




「まだかいな」

『アト少シダ。頑張レ』

「ちゃっぴ、今頑張れって……」




冷たくされてた相手にいきなり優しい言葉投げかけられると嬉しくなっちゃう。私単純だからさ。

チャッピー、君と分かり合える気がしてきた。




『馬鹿！ソッチノ道ジャネエ!!馬鹿野郎!!』



やっぱ分かり合えねええええ！！！！



それから歩くこと30分。

いいな、鳥って。羽生えてこないかな天使の。まあそこまで来たらどれだけ恵まれた要素お持ちなんだよってなるけどね。

一つ言わせて、一番重要な性格は直らないんだぞ。





「あ、あの」

「？」




チャッピーと口論しながら歩いていれば、後ろから誰かに話しかけられる。



……これはもしやナンパでは無いだろうか？もしくは柱に偶然遭遇しちゃうとかそういうやつじゃないだろうか？？ありがちな。

期待を込めて後ろを振り向いた。





「い、今一人なんですかぁ？どぅふう」

「oh……」




期待をした私が馬鹿でした。


……誰このおっさん！！え、原作にもこんなモブいなかったよ絶対！！すっごい鼻息荒いんだけど何！？ナンパ！？ナンパですか！？他行ってください！！いや駄目！他行ったら可愛い子ちゃんが狙われる！！！！

美少女って、こんな事態にも直面するんだね。そうだよね、柱は本部までお預けだよね。



柱に会うため三千里。はは。


そんな思いをひっくるめてとりあえず全速力で逃げた。

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