【鬼滅の刃】色々ツッコミたいけどとりあえず自分の顔が可愛すぎる。

25.また絶対会おう ページ26

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「じゃあまた会おう！」

「……行っちゃうの!?やっぱ行っちゃうよね。じゃあ繋がりとして結婚しちゃおう！」

「しない。懲りないなAは」



溜息を吐きながら炭治郎は言った。何回目だよと言いたげな目で炭治郎は言った。


中々本気のプロポーズだぞ！！




「大丈夫、また会えるさ」

「絶対だからね！今度会うまでに炭治郎がドキドキする様なセクシーな女になってるから!!」

「ははっ、期待しないでいるよ」

「いや期待してくれよ」




かまぼここんぱちろうめ！！


今度会ったとき炭治郎が押し倒す勢いで頑張ってやる。普段真面目で優しい主人公の炭治郎が押し倒すとか想像しただけで萌え死ぬ。見たい。

だから炭治郎に操立ててるの私。



・・・寄ってたかってなんだよ、彼氏出来なかったからとかじゃないわ。




「またね炭治郎！手紙送るから！読んでね!!」

「ああ！」




炭治郎が手を振りながら去る。

背中が遠くなっていくの辛い。ずっと側にいたいけどお館様に呼ばれたからしゃーない。



後ろを振り向けば去ろうとする玄弥君の影。



「あっ、玄弥君！行くの!?」

「ああ」

「玄弥君と少ししか話せなかった！でもほら文通から始める淡い恋とかありありだしさ!!手紙送るね！また絶対会おうね！今度会ったらいちゃこらしようね！」

「……死ね！！」




一言叫びを上げて去って行く玄弥君。

え？？死ねってえっ？？そんな私嫌われてた？悲しすぎて鋼メンタルバッキバキなんだけど？？？？



その頃玄弥は火照った顔を冷ましながら、"距離が近い"なんて考えていた。嫌いなのではない、思春期真っ盛りの少年なだけである。




「えー、えー……死にたい」

『早ク迎エクソA!!』

「わぎゃった！行く行く！ていうかチャッピーどこでそんな言葉覚えたの!!」



チャッピー口悪いぜ。

口悪いと言えば最終選別で伊之助に会えなかったな、と落胆。凄い好きなんだよなー伊之助。



そろそろ行くかー


本部に向かう為、来た道へ進んでいれば誰かにグイッと手を握られた。



「Aちゃん、俺だよ」




これはまた二度目の聞き慣れた声。

…善逸だ。




「おー！さっきぶりだね!!」

「Aちゃんとちょっと話せなかっただけでも寂しいよ俺は！嫌だ帰りたくないいい!!俺と駆け落ちしよう!?」



嬉しい、嬉しいけども。

駆け落ちとはまた壮大な考えだな。

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