【鬼滅の刃】色々ツッコミたいけどとりあえず自分の顔が可愛すぎる。

24.冷えた目 ページ25

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「そうか、五人(・・)も生き残ったのかい。優秀だね。また私の剣士が増えた……。どんな剣士になるのかな」



鎹鴉を愛でながらずっしり佇む影。



「その中にAAという子がいるだろう？まず屋敷に呼んでくれ」



台風の目となる少女に早くも波乱の予感だ。





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「おー、わー、どの鋼にする玄弥君！」

「近づくな」

「わお、凄い塩対応。私めっちゃ嫌われてるじゃん。でも玄弥君が嫌いだとしても私は好き！」

「やめろ」




_____お前が恥ずかしいことばっか言ってるからまともに話せないんだよ。なんなんだよ。

と不死川玄弥は思っていた。お前他の美人な方や可愛い女の子相手でも話せないだろう。




「君に決めた！」






手に取った鋼。その後、隊服の寸法を測り解散という話に。中々胸成長したなー私。おお？結構あるんじゃない？？



なんて考えていれば、"A"と私を呼ぶ聞き慣れた声。炭治郎だ。




「なにどーしたの？熱いキッスが欲しいなら今すぐにでもするよ！緊張してきた辛い！」

「違うぞ？」

「あっ、ごめんなさい」



冗談だよ冗談。

・・・でもさ、そんなガチトーンで言うことある？？？？




「俺は鱗滝さんの元に帰ろうと思ってる。そこで妹も待ってるんだ。良かったらAも来ないか？」

「えっ、ま、行っていいの？」

「もちろん。色々説明したいし」



炭治郎と共に行けば、禰豆子ちゃんにも会えるということ。炭治郎と同じ屋根の下で寝れるということ。めっちゃ行きたい。




下心とか少しも無い。断じて無い。


炭治郎の入りたてお風呂とか少しも思ってない。




「じゃあ行こっ___」

『AA！今スグ本部へ向カエェ!!当主様ガ呼ビデアルゥウ!!タダチニ向カエ!!!!』

「ずこーん!!」

『ソレハクチニ出シテ言ウ物デハ無イ！』

「べこーん!!」



そんな冷めた目で見ないでくれよ、チャッピー。


当主様って事はお館様、産屋敷輝哉様が私を呼んでいるってことか。……いやなんで。

私産屋敷輝哉様の愛人枠説？そんなわけないよな？？ん？待って、屋敷に行くってことは柱とも会えると言うことですか？？？？





「ん？何か呼び出されたみたいだな？」

「そうみたいだね。うわああん!!炭治郎と一緒に行きたかったお風呂！それに炭治郎の匂いの布団！柱には会いたいけどくそ！！」

「……」




そんな冷えた目で見ないでくれよ、炭治郎。

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