【鬼滅の刃】色々ツッコミたいけどとりあえず自分の顔が可愛すぎる。

17.寝ようか。 ページ18

.




炭治郎とはぐれた私は今善逸と行動している。



「Aちゃんは俺の何処が好きなの？」

「善逸の好きなところ??」



ふとそんな事を口に出した善逸。

疑問を持つのも当然か。今日初対面の私が好き好き言ってたら気になるよな。一つ言ってもいい？善逸の好きなところあげてったらキリないんだよ。



それはそうと善逸から名前で呼んでって言われちゃったから名前で呼んでる私な！ふふはは！！

嬉しすぎてまた泣きそう。謎。




「全部、全部が好きです」

「ぜんぶ？」

「ぜんぶ。なんなら善逸の今吐いてる二酸化炭素さえも好きだよ。袋に保管したいくらい好きだよ」

「そんなに!?そんな事言われたことないんだけど!!俺も好きだよAちゃんは俺の女神だよぉ〜!!!!」




涙目で思い切りAに抱き着く善逸。



ぎゃあああああ！？無理！いい意味で！！善逸に抱きしめられたら夢女でなくても瞬殺ものなのになんでわざわざ夢女にやるんだよ！！！ありがとうだけど！！！！！





「俺本当に最終選別心細くて……、Aちゃんと一緒に行動出来て本当に良かった!!良かったよ!!!!」

「ん"っ、がわいい!!結婚しよう」

「えぇ！するしますううぅぅ!!!!」



顔を赤くして言う善逸が可愛い。ハートが軽くシャトルラン状態だ。




でも結婚すると中々他のキャラと喋れなくなっちゃうんよな。それに私、恋をしてるのか分からない。私は将来誰と恋するのか。ふんぬぬ、想像つかないな。






「ん、もう中々の遅い時間だね！そろそろ寝る？」

「寝る？ん？Aちゃんと??」

「うん」

「………えええええ!!!??」





何を想像しているのか善逸はところどころ紅潮しながら言葉を紡いでいる。"まだ早いよ!!"なんて焦りながら言う所を見れば思春期してる青年だ。

完全に善逸の童 貞臭が滲み出た瞬間である。



善逸につっこもう。ここは山だぞと。




「あ、流石に密着して寝るわけじゃないよ!!」


私は密着万々歳だけどな。まあ自重するよ。




「あっ、そうですか。そうだよね。いきなりそんなことあるわけないよねうん」

「それに大丈夫、私の初めては炭治郎にあげるつもりだから！」

「……は？はじめて??………え!!!!!??」




最低限近くで寝ないと鬼が来たとき善逸を守れないしね。


その後付け足しでそう言ったが、善逸は聞いちゃいなかった。数十分間凄い勢いで"炭十郎誰だよ!!!!??"としか言わなかった。




……炭治郎だけどな。

18.芯と優しさ→←16.推しへの感動

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す