彼の秘密 ページ7
タルタリヤ「そうだよ」
A「なんでそう呼ばれてるの？」
彼はいつになく真剣な表情で私の目を見る
タルタリヤ「いいかいA…。今から言うことは絶対に外で公言しないでくれ…。」
私は動揺する
A「え？それってどういう…？」
タルタリヤ「君が俺の相棒で、俺が君を信用しているからだ…。相棒である限り、隠し事はしたくないだろう？」
私は頷いた
タルタリヤ「よし、いい子だ」
彼は私の頭を撫でる
A「ちょっと、子供扱いしないでよ」
タルタリヤ「ははっ…ごめんごめん。ついからかいたくなっちゃうんだよ」
悪ふざけは終わりにして早く話して欲しい…！
タルタリヤ「っと、話が逸れるところだった…。とりあえず、そうだな……まず、Aは「ファデュイ」という組織を知っているか？」
ファデュイは誰でも一度は聞いたことのある名称だろう
私が今いる地…スネージナヤで、「氷の女皇」に忠誠を誓う11人の執行官と多くのメンバーで構成されている組織である事は聞いたことがある
各国に外交的な圧力をかけたり、佞悪な策謀を巡らせている事で有名だ…
タルタリヤ「俺はそのファデュイの中の幹部にあたる、執行官なんだ…」
突然のカミングアウトに私は驚きを隠せなかった
A「タルタリヤが…、し、執行官？！」
タルタリヤ「うん」
11人のうちの1人ってこと…
A「すごいじゃん！！」
タルタリヤ「へ？」
彼は腑抜けた声を出す
A「その組織のトップ11位に入ってるってことだよね？それって、普通に誇っていいことだよ…！」
タルタリヤ(そ、そこ？！自分で言うのもあれだけど…ファデュイの執行官を前にして驚くとこそこ？！)
彼が固まっている
A「お〜い、タルタリヤ〜…？」
タルタリヤ「はっ…！ご、ごめんごめん、少しボーッとしてしまったよ…」
彼は再び話しかけてくる
タルタリヤ「なんで、Aはファデュイって聞いても嫌な顔をしないんだ？」
A「う〜ん…直接的なファデュイの被害者じゃないからかな」
タルタリヤ(それだけの理由で…？！)
A「あまり関わったことがないし、それになにかかっこいいよね！執行官って…！」
タルタリヤ「な、なるほど……」
タルタリヤ(俺の相棒をファデュイに入れたらどうなるんだろう…？先程の戦闘でAは間違いなく執行官レベルの戦闘力を持っているし…。試してみる価値はありそうだ…！)
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます！(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (
レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな！自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…！応援ありがとうございます！！ヽ(｀▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです！更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニoニ | 作成日時：2022年7月18日 19時
