【原神】今日から私、執行官になりました。

任務報告 ページ49

私とタルタリヤは【道化】の元へと向かった


A「私がいない間…変わったことはある？」


気になることを質問してみた


タルタリヤ「特に変わった事はないけど、皆Aのこと心配してたよ？」


A「みんな…？」


タルタリヤ「うん。特に【少女】なんて酷く落ち込んでたし…」


なんですって！【少女】ちゃんが落ち込んでた？！これは早急に会いに行かなければ…！


タルタリヤ「【傀儡】と【召使】もAを最後に見た場所はどこか〜とか色々聞いてくるしさ…。」


なぜかそんなに心配されるのは少し嬉しい気もする


A「そうなんだ…。後でゆっくり話さないとね」


タルタリヤ「是非そうしてあげてよ」


A「うん。」


話が終わったと同時に【道化】の居る場所まで来た


タルタリヤ「(コンコンッ……)」


彼はノックする


タルタリヤ「【公子】だよ」


【道化】「入れ…」


ガチャ


ギィ…


タルタリヤ「お邪魔するよ」


A「失礼します…」


中に入ると【道化】は私を見た途端、口を開いた


【道化】「【侠者】…再び会えた事を嬉しく思う」


A「はい…私も光栄です」


【道化】「再会したところ申し訳ないが…任務について話したいことがある」


任務失敗の件か…


【道化】「今回の任務についてだが、我々も把握しきれずにいた点があった。よって、今回の任務は中断することになった」


え…？任務は失敗したんじゃないの…？


A「私達は「空」に正体を晒してしまいました。よって任務は失敗したはずでは…」


【道化】「その心配はない。「空」はすぐに貴様たちが「ファトゥス」であることに気づいたらしい」


いつそんなことに気づいたのだろうか


仮にそうだとしたら、敵側である私をなぜ助けてくれたのだろうか…？


ますます謎は深まる


【道化】「今回の件は気にするな」


A「わかりました…。以降の任務は成功させますので」


【道化】「期待している…」


……………


【道化】との話が終わり、タルタリヤと歩いている頃


タルタリヤ「ねぇ相棒？思いがけない形になったけど、一応俺たち任務が終わった訳じゃないか」


そうではあるけど


A「何かあったの？」


タルタリヤ「打ち上げといかないか？Aの初任務を祝してさ！」


打ち上げって…


私達にそういう時間はないはずなのに…

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