帰還【3】 ページ46
礼装に身を包んだ彼はどこか凛としていた
白い装束に赤いマフラー、右手側には紅く光る宝石のようなものが垂れている
タルタリヤ「どうしたの相棒？そんなに俺に見惚れちゃったのかな？」
ぐぬぬ……こういうところがズルい…この男…！
A「べ、別に！///」
そうは言っても見惚れていたのは事実だ
顔が熱い…
タルタリヤ「隠すのが下手だね…！素直に褒めてくれてもいいんじゃない？」
これは引き下がってくれそうにない
A「わかったから！かっこいい……かっこいいです！///」
タルタリヤ「はははっ！Aにかっこいいって言ってもらえるのは嬉しいなぁ！」
タルタリヤは子供のように喜ぶ
A「それで……これから私達はどこに行くの？」
タルタリヤ「ちょっと……話を切り替えるの早くないか…」
だって恥ずかしいんだもん！
A「だって、急がないと駄目よ。もうすぐで始まるんじゃないの…？」
タルタリヤは残念そうに身支度を済ませる
タルタリヤ「まだからかっていたかったのに…」
やっぱり！
私の反応を楽しんでただけじゃない！
ガチャ
彼はクローゼットの戸を閉める
タルタリヤ「そろそろ行こうかな」
タルタリヤは礼装だけど…私はこの服装のままでいいのだろうか…
A「ねぇタルタリヤ…私はこれで行くの？」
タルタリヤ「いやいや、Aは端で見ているだけでいいよ」
え？
A「参加しちゃダメなの？」
タルタリヤ「いや…そういうわけじゃないんだけど、ほら…Aはファトゥスに入って日が浅いだろ？……いろいろ面倒くさい決まりがあるんだ…」
なるほど…
詳しくはわからないけど、新参者が正式な式に参加するのは日が経ってからということか
A「わかった…」
参加したかったけど、決まりとあらば仕方ないかな…
せめて祈りだけは【淑女】さんに捧げよう…
私は気を引き締めてタルタリヤと共にホールへと向かった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 270人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原神」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます！(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (
レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな！自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…！応援ありがとうございます！！ヽ(｀▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです！更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ニoニ | 作成日時：2022年7月18日 19時
