【原神】今日から私、執行官になりました。

強敵【2】 ページ42

ブンッッッ！！


A「早ッ？！」


これ程の巨体が今の攻撃を避けられるはずがない


そんなの…あり得ない！！


ベタは私の隙をついてきた


A「あっ…！！」


ガコンっ！


A「くっ…！！」


剣で威力を軽減することはできたけど…


今の攻撃をまともに喰らっていたら致命傷は免れない


攻防に優れた巨大な機械はまたも形状を変え、私に何かを放とうとしていた


A「なんなのよ……これ……」


先端が光りだす


私がやらなければ…


ベタと遭遇した人々は助からないだろう


A「私がここで倒さないと…！」


果敢にも攻撃し続けた


A「はぁぁっ！！」


ガキンッッ


A「フッ！！」


ギィンッッ


一体、何回斬りかかればいいのか


これじゃあ埒が明かない


ベタ「ゴゴゴゴゴゴゴゴ………」


突然ベタが謎の音を発した


A「な、何？！」


下を見ると


地面が揺れていることに気づいた


ベタ「ギュィィィィィンンンン……！」


何かをチャージしている


中心にある光の球体は徐々に大きく膨らんでいる


嫌な予感しかしなかった


A「……！！」


どうにかして阻止しないと！


A「止まれっ！！」


ヒュンッッ


ベタとの距離を一瞬にして詰めた


A「あった…！」


中心部から少しズレた位置にコアのようなものが見えた


私はありったけの力でベタのコアを切断しようとした


A「やっt…………」


ベタ「ギロッ…」


A「あ…………………」


ベタは恐ろしいほどの速さで私を捉え、気づいた時には攻撃態勢に入っていた


ベタ「ビーーーーーーーー」


ベタは不気味な警報を鳴らしながら、急速に膨張した球体を私に放った


ピシッ！


ドゴオォォォォォォォンンンンッッッッッ！！！！


私は大爆発に飲み込まれた


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リドル「っ！！なんだ今の音は？！」


トゥマコ「爆発か何かか…？」


ミーア「はぁっ……はぁっ……！いいから早くモンドに向かって全力で走りなさいよっ！！」


3人はモンドへと続く道をひたすら走り続けていた


リドル「ま、まさかとは思うけど……Aじゃないよな…？」


ミーア「何言ってるの？！Aが負けるわけないじゃないのよっ！！」


トゥマコ「そうだな、あいつは強いから……そんなことは、ない…はずだ……」


ミーア「(なんで…身代わりになったのよ…A…！)」

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