モンドの朝 ページ35
私は窓から差し込む陽の光で目が覚めた
A「ん……もう、朝か…」
重い体をゆっくりと起こし、バーバラの元へと向かうため着替え始めた
……………
ガチャ…
部屋の扉を開け、外に出る
バーバラ「あ、Aおはよう〜」
既にバーバラは起きていて教会の掃除をしていた
A「ば、バーバラ…早いね…」
彼女は自信満々で答える
バーバラ「聖職者は常に早起きを心掛けないと、何かあったときに動けないでしょう?」
さすが…
A「ちょっとモンドをぶらぶら歩いてくるね」
久しぶりのモンドだし、いろいろ見て回りたいという気持ちがあった
バーバラ「もちろん、楽しんできてね!」
バーバラと別れた後、教会を出てモンドを探索することに決めた
A「とりあえず下に降りてみよう…」
私は階段を下り、モンドの中心部へと向かった
………
中央の噴水を越えた辺り、前に人が3〜4人ほど集まっていた
A「冒険者協会の前だ…」
私は気になったので声をかけてみることにした
A「あ、あの…これは何の集まりですか…?」
?「ん…?」
?「あなたも、冒険者試験を受験する人?」
冒険者試験…?
?「ははっ、知らないといった顔だね」
リドル「僕の名前はリドル、最近冒険者試験の二次試験を合格してね…そして今日が大事な最終試験ってわけさ!」
ミーア「私はミーア。リドルと同じで私も最終試験を受けに来たの!」
トゥマコ「俺はトゥマコだ…。よろしく」
A「よ、よろしくお願いします…」
リドル「といっても…最終試験の最低人数は4人以上からなんだ…。僕とミーア、トゥマコの3人しか居ないから受けられないらしい…」
ミーア「そうなのよ、あのキャサリンっていう人がどうしても駄目だ〜って言うから!」
ミーアは本人がすぐそこに居るにも関わらず大きな声で話す
キャサリン「聞こえてますよミーアさん?」
ミーア「はいはい〜」
なんか嫌な予感がする
トゥマコ「誰か一人だけでもいいから臨時で入ってくれないか…」
トゥマコは独り言を呟く
リドル「キミ…冒険の経験はあるかい…?」
A「あ、あるにはありますけど…」
リドル「それなら話が早いね!僕たちの最終試験パーティに臨時で入ってくれないか?!」
やっぱりそうなるよね!
モンドを散歩したかったのに!
こうなってしまえば私は断りにくい性格だ…
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時