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しばらくバーバラをなだめた後、彼女はもう遅いから休んでと私に言ってくれた


バーバラ「A、ゆっくり休んでね…おやすみ」


A「うん、おやすみ!」


ギィ…バタン…


部屋のドアが閉まる


時計を見ると22:00を回っていた


カチッ…カチッ…


秒針が動く音だけが部屋に響く


A「………」


私はここにいていいのだろうか…


「ファトゥス」である私がここにいてもいいのだろうか…


多国を敵に回している組織に身を置く私は、これから先もこの事に悩まされ続けるだろう…


友達との接し方にも影響が出てくるかもしれない


実際…私から話しかけにくいしな…


そんなことを考えていると…


コンコンッ…


あれ?…ドアの方じゃない…?


それはガラスか何かを叩くような音だった


私は窓の方に視線をやった


A「あっ……!」


そこには懐かしの顔があった


ジン「(ニコッ)」


ディルック「(………)」


A(ジンとディルックだ!)


そこにはジンとディルック、2人の姿があった


ディルック「(ここの窓を開けてくれ)」


そう伝えたいのだろうか?


ディルックは手で窓の鍵を開けるようなジェスチャーをしている


ガタガタッ!


私はまだ痛む体の事などお構いなく、ベッドから飛び起きた


ジン「(クスッ)」


バタバタとする私を見てジンは微笑んだ


ガチャ


窓を開けた


A「ジンとディル…もごご…!」


名前を言いかけてディルックに口を塞がれた


ディルック「A…俺たちは秘密で会いに来ているんだ…周りの人間にバレたらどうする…?」


A「確かに…」


ジン「ははっ…まぁまぁいいじゃないか。こうして久しぶりに会えたんだ…私も嬉しいよ」


そう言いながら、ジンは優しい笑顔を向けてくれる


2人とも全然変わってない!


ディルック「お前は変わってないな」


A「え、そう?」


ジン「うん。あの時のAのままだ」


なんか…妙に照れくさい


と…会ったばかりではあるが伝えておかなければならないことが私にはあるはずだ…


A「ちょっと伝えたいことがあってさ…」


私はなぜ急にモンドから姿を消したのか、当時あった悲劇を話した


………


ディルック「なるほど…そんな悲惨な事があったのか」


ジン「バーバラを守ってくれてありがとう…騎士団を代表して礼を言う…」


A「いやいや!そんな大したことじゃないよ…」

夜【2】→←悲劇【2】



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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時

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