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思い出の地【2】 ページ28

A「そういえば、あの2人はどこ…?」


バーバラは首を傾げる


バーバラ「2人…あぁ、空とパイモンのこと?」


A「そうそう」


バーバラ「この子を頼んだ〜!って言いながらすぐに出て行っちゃったよ」


A(何か用事があったのかな…)


うっ……


私は痛みで一瞬顔を顰める


まだお腹の辺りがズキズキと痛む


バーバラはそんな一瞬を見逃さなかった


バーバラ「A…!ごめんね、まだあまり話せる状態じゃないのに…」


A「はは…気にしなくていいよ。本当にバーバラは優しいんだから」


彼女の良いところはそこだ


誰に対しても優しく、誰よりも早くその人の変化に気づき、誰よりもモンドの人たちを笑顔にしようとしている


だからこれだけ慕われているのだ


コンコン


バーバラ「あれ?」


突然、部屋のドアがノックされる


?「こんにちはぁ〜」


A「誰かな…?」


聞いた感じ、幼い女の子だろうか


バーバラ「どうぞ〜」


ガチャ…


扉が開くと


?「火花騎士、クレー参上ぉ!」


く、クレー…


クレー…クレー……


えっ!?


A「あのクレー?!」


バーバラ「あ、クレーちゃんこんにちは♪」


うそ!?


私が初めて見たときはあんなに小さい赤ちゃんだったのに!!


こんなに大きくなって!


まるでお母さんになったかのような気持ちだ


A「クレー!久しぶりだね…すっかり大きくなっちゃって…!」


って、覚えてるわけ無いか…あんなに小さかったもんね…


クレー「久しぶりだね、Aお姉ちゃん!」


覚えてるの?!


記憶力…凄くない…?!


A「覚えててくれたの…?」


クレー「えっへん!もちろんだよ…!」


嬉しい…


バーバラ「クレーちゃん、Aお姉ちゃん嬉しそうだね」


クレー「あ!ほんとだぁ〜」


な、なんか恥ずかしいな


A「や、やめてってよ///」


バーバラとクレーが私のことを見てニヤニヤしている


恥ずかしいので話を逸らそう


A「ところでクレーは何か用があって来たのかな?」


クレー「うん!空お兄ちゃんが教会から急いで走ってきたから気になって来たんだけど…Aお姉ちゃん、その傷…」


まずい


小さい子供にはこの傷は見せられない


どうにかして誤魔化さないと…


バーバラ「Aお姉ちゃんは、ペンキ塗りをしててね…それがお腹に付いちゃっただけなの」


すかさずバーバラがフォローに入る

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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時

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