【原神】今日から私、執行官になりました。

団欒 ページ21

空「タルタリヤさん…ですか……」


タルタリヤ「ん…どうかしたのかい？」


名前を聞いた瞬間から様子がおかしい


空「あなたたちは「ファデュイ」を知っていますか…」


ギクッ…


早くも正体がバレてしまうのかと覚悟した


タルタリヤ「知ってるけど…それがどうかしたの？」


タルタリヤは驚いた表情を一切見せず、淡々と続けた


A(すごい…)


さすがは執行官といったところか


空「いえ、ファデュイの執行官の中にタル…なんとかさんといった方がいるらしく、その名前と似ていると思っただけです…」


タルタリヤは笑って誤魔化す


タルタリヤ「はははっ！俺がそのタルなんとかさんだと言いたいのかい？」


空「いえっ！そういうわけでは…！」


タルタリヤ「冗談だよ…名前が似てるだけじゃない…？」


空は納得した様子だ


空「そ、そうですよね…まさかこんなところでファトゥスに会うなんてこと…ないですよね…！」


私は終始、生きた心地がしなかった


と、考えているとタルタリヤが私に話しかけてきた


タルタリヤ「さ、そんなことよりA…外見てごらん」


言われた通り、洞窟の外を見るとすっかり辺りは闇に包まれていた


A「もうこんな時間だったんだ…」


ぐぅ〜…


パイモン「あ…」


パイモンのお腹がなった


空「そろそろ夕飯にしましょうか！」


タルタリヤ「夕飯も用意してくれるなんて親切だねぇ」


たまたま会った人たちにここまで良くしてくれるなんて…私は、悪いなと感じる


A「お夕飯まで頂いていいんですか…？」


空「もちろんですよ！困った時はお互い様ですからね…！」


なんていい人なのだろう…


……………


その後、空の手料理を頂いた


パイモン「あむっ……もぐもぐ……うまひ〜！！」


空「こらパイモン、急いで食べたら危ないよ…！」


A「ふふっ…」


タルタリヤ「ヒルチャールみたいな食べっぷりだな…」


一同「あはははっ！！」


パイモン「ごくんっ……そっちの料理もよこせ〜！」


私たちは美味しい夕食を楽しんだ…


………

翌日→←彼の拠点にて

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