初任務【5】 ページ19
A「タルタリヤ…?」
タルタリヤ「まったく、【召使】のやつは…」
彼は酷く呆れた様子だった
……………
そこからしばらく時が流れ…
タルタリヤ「気づかないうちに日が沈んできたね…」
そういえばそうだ
言われてみれば、辺りが徐々に暗くなり始めていた
タルタリヤ「野宿するにしてもここは危険だし、かといって戻るにしても時間がかかる…。」
A「どうしよう…」
途方に暮れている時だった
?「あの、何かありましたか…?」
タルタリヤ「ん?」
A「…?」
私とタルタリヤは振り返る
…そこには金髪の…私と同じ年齢ほどの少年が立っていた
その少年の近くを小さい何かが飛んでいる
タルタリヤ「おや、遭難者の人かな…?」
小さいのが喋る
?「それはこっちのセリフだぞ…!」
小さいのを無視し、少年はにこやかな笑みを浮かべて続ける
少年「いえいえ、俺はとある依頼のためにここに来てたんですよ…それより、悩んでいるあなたたちを見つけて声をかけたのですが…」
A「え、えぇと…私たち今日泊まる場所を探してたんです…」
するとその少年はあることを提案した
少年「あ、じゃあ俺たちの拠点に泊まっていきますか?」
何という幸運!
A「え、でも私たちが泊まっても迷惑じゃ…」
トン
タルタリヤが私の肩に手を置く
タルタリヤ「相棒、せっかくだしお言葉に甘えよう…このままだと泊まる場所も見つかりそうにないし、何より厚意を無駄にはできないだろ?」
確かにその通りかもしれない…
A「すみません…お邪魔してもいいですか?」
少年「ははっ…全然問題ありませんよ!拠点といっても、一時的なものですけどね…!」
ニコッ
A「……////」
ドキッ
何だろう…今のは……
タルタリヤ「相棒、顔が赤いけど…」
A「な、なんでもないよ…」
タルタリヤ「ふ〜ん…」
タルタリヤ(ありえないとは思うけど、この少年にときめいた訳じゃない…よね…?)
少年「ではお二人共、俺に付いてきてください」
?「なぁなぁ、本当にコイツらも連れてくるのか?怪しい感じがするぞ…」
少年「パイモン…少しは静かにしていてくれないか…?」
パイモン「ふんだ!オイラもう知らないぞ…!」
言われた通り、私とタルタリヤは少年の拠点へと向かった…
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時