初任務【2】 ページ16
宮殿の外に出たが、ここからどうすれば良いかわからなかった
なぜならターゲットは拠点を転々と変えているため、明確な目的地が掴めないからだ…
任務を受けてから既に途方に暮れそうだ
A「タルタリヤ…どうするの…?」
私は絶望しながら質問する
タルタリヤ「はははっ!!なんだいその顔は…?何すればいいかわかりませんって顔してるよ…!くくっ…」
ちょ、調子に乗ってるな…!
A「笑ってないで何か解決策を出してよ!旅人の位置がわかる機械とか無いの?!」
タルタリヤ「大丈夫だって…安心しなよ相棒。俺が無策で依頼を受ける訳ないだろう?」
ゴソゴソ…
いや、タルタリヤなら受けそうなんだけどな…
そう言って彼は何かを取り出した
タルタリヤ「じゃ〜ん!これは「言語交流装置」!!」
言語交流装置…?
A「何に使うの?」
タルタリヤ「これは魔物に対して使うんだよ、例えば魔物間で使用されている言語やジェスチャーを読み取って、翻訳したり会話することができるんだ…!」
何その画期的な装置!?
A「じゃ、じゃあこれ使えばヒルチャールと喋れたりするの?」
タルタリヤはドヤ顔で言う
タルタリヤ「そうさ!」
というかこの装置、どこで手に入れたんだろう?
A「これってどこかで買ったの?」
タルタリヤ「ん?あぁ、これは落ちてたんだよ」
落ちてた?!
A「こんな凄い装置を見つけるなんてすご……ん?」
私は機械の隅に名前が書いてあることに気がついた
A「これ…名前書いてない…?」
名前が書いてある箇所を指差す
タルタリヤ「そうだよ、「エラ・マスク」って書いてあるんだ…誰だろうね…?」
エラ・マスク……どこかで会ったことあるような…?
思い出せない…
タルタリヤ「ま、そのうち見つかったりしてね?」
A「そんな都合のいいことあるかね…?」
それよりも、まずは任務を達成しなければ…!
A「タルタリヤ、その装置が今回の任務の役に立つの?」
彼は不敵な笑みを浮かべる
タルタリヤ「大いに役立つさ…!これを使って魔物たちに目撃情報を聞けばすぐにターゲットの位置がわかるはずだ!」
つまり、ヒルチャールやらアビスの魔術師やらに聞くってこと…?
空を見ませんでした?……って?
A「そんな事できる?!」
タルタリヤ「やるだけやってみよう…!」
どうしてタルタリヤはこんなに前向きなんだろう…
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時