案内 ページ14
【道化】「【侠者】はこの宮殿の中を詳しくは知らない筈だ…、【少女】、案内をしろ…」
ガタンッ
カツ…カツ……
すると、奥に座っていた小さな女の子が私の元に歩いてきた
【少女】「こっち」
その子は私の手を掴み、くいっと引っ張った
A「案内してくれるの…？」
タルタリヤ「ははっ…A、【少女】と仲良くね〜」
A(コクッ)
私は【少女】に引っ張られながらタルタリヤに向かって相槌を打った
〜扉の外〜
【少女】「ここは一階の廊下…二階にも同じのがある、あそこは入っちゃだめ」
【少女】は楽しそうに案内をしている
A「質問があるんだけどいいかな？【少女】ちゃん…」
【少女】「うん」
A「ここの宮殿には、執行官しか入れないの？」
【少女】は答える
【少女】「うん…ふつうは執行官以外は入れないけど、許可が下りれば入れる…」
あまりファデュイのメンバーを見かけないと思ったのはそういうことか…
A「そっか、教えてくれてありがとう」
ぎゅっ…
私の手を握っている小さな手は次から次へと案内場所まで導いてくれる
年相応の雰囲気を感じる
はっきり言って、こんなに小さな女の子が執行官だとは考えられない…
【少女】「つぎは外、いこう…」
A「あ、うん…！」
その後も私は【少女】に引っ張られながら案内を受けて、ある程度の設備は把握した
案内が終わると、私と【少女】は【道化】の場所まで向かった
〜最奥の間〜
ギギギィィィ…
私と【少女】で協力して重たい扉を開ける
中にいたタルタリヤがいち早く気がついた
タルタリヤ「お、もう案内は終わったのかい？」
【少女】「うん…」
タルタリヤ「Aも【少女】もお疲れ様」
私達が帰ってくるまで待っていてくれたようだ
奥にいる【道化】が【少女】を見る
【道化】「案内役ご苦労だった、戻れ…」
そう言われると、【少女】は繋いでいた手を離して私の方を見た
【少女】「またあとで」
私は【少女】に向かって優しく微笑んだ
A「うん…またね」
【少女】は可愛らしい笑顔を浮かべると、自分の席に戻っていった
タルタリヤ「ちょっと…そんな優しそうな笑顔、俺に向けたことあった…？」
タルタリヤは嫉妬しているようだった
A「ごめんね…タルタリヤ」
タルタリヤ「べ、別に…」
後でしっかり謝っておこう
そう思った私であった
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます！(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (
レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな！自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…！応援ありがとうございます！！ヽ(｀▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです！更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニoニ | 作成日時：2022年7月18日 19時
