審判 ページ13
大扉の前まで来た
私はこの先どうなるのだろうか…
全く予想できなかった
タルタリヤが扉を叩く
ゴンゴン…
扉が巨大すぎるせいか、とてもノックとは言い難い音を発する
【道化】「入れ…」
重く低い声がする
ギギギィィィ……
扉を開けると、先程と同じ光景が広がっていた
他の執行官たちが私を見ている
様々な感情の視線が私に突き刺さる…
タルタリヤ「やぁやぁ【道化】…「審判」は終わったようだね」
【道化】は鋭い目つきで彼を睨みつける
【道化】「私が話すのは貴様の方ではない…【公子】。そこで黙っていろ…」
タルタリヤ「はいはい…まったく…。」
タルタリヤは不満げな表情で静かになる
【道化】「A、貴様の処遇が決まった」
心臓の鼓動が速くなるのを感じる
【道化】「貴様は今日から我ら「ファトゥス」の一員だ…」
それと同時にある一人が笑いだした
?「ハハッ…ハハハハハッ!」
A「?!」
【淑女】「五月蝿いわね…」
【淑女】が笑いだした人物に対し、不満を吐く
【道化】「何が可笑しい…【散兵】」
【散兵】「いやいや、おかしいも何も…知らないヤツをまさか「ファトゥス」に入れてしまうなんてね…?ハハッ…こんな面白いことないよ…ぷくくっ…」
その人はずっと笑っていた
【傀儡】「私は賛成ね…Aさんとは気が合うと思うわ」
後ろに置いてある機械人形をいじりながらその人は言う
【博士】「どのような要素が彼を惹きつけたのか…「力」、それとも他の「何か」…?」
A(何も話せない…この状況…)
【道化】「もう既に貴様に与える「名前」は決まっている」
名前…?
タルタリヤ「コードネームのことだよ」
なるほど…
【道化】「貴様は【侠者】だ」
タルタリヤ「【侠者】か…。いいね…!気に入ったよ!」
A(いや、タルタリヤのコードネームじゃないから…)
タルタリヤ「これからもよろしくね、【侠者】!」
コードネームで呼ばれると「らしさ」が凄いな…
A「うん…!」
…ガタッ
【散兵】「ま、僕はまだ認めたわけじゃないけどね…?」
A「……」
笑ってた人だ…
それだけ言い残すと、そのまま去ってしまった
鎧を着けた人が話しかけてくる
【隊長】「いつもあんな感じなんだ…気にしないでくれ【侠者】…。」
A「は、はい…」
と、とりあえず認められたってことでいいのかな…?
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時