談笑 ページ12
タルタリヤ「怖かったのか?」
俯きながら答える
A「そりゃあ、緊張するよ…。危険なオーラを放った人たちが何人もいるんだもん…」
思い返すと今も寒気がする
タルタリヤは私の頭の上に優しく手を置く
タルタリヤ「わかるよ、その気持ち。実際に俺も経験したことあるからね」
…!
っと、そんなことより
そういえばタルタリヤはファトゥスには序列のようなものが存在すると言っていた
A「ファトゥスには順位があるの?」
タルタリヤ「ん?あるけど…それがどうしたの?」
だとしたら、タルタリヤは何番目なのか?
A「強さ順で格付けされてるのかなぁ、って思ったの」
タルタリヤ「Aは知りたがり屋だね。まぁ、どうせ「審判」を受ける者はファトゥスに入ることが確定したみたいなものだから、Aに教えてあげるよ」
ファトゥスに入る…?
あれ?私は「ファデュイ」に入るんじゃなかったっけ?
話が違う…?!
A「ちょ、ちょっとタルタリヤ!」
タルタリヤ「どうしたんだい?」
A「私、ファトゥスに入るの?…「ファデュイ」じゃなくて?」
狼狽える私を見てタルタリヤは楽しそうにしている
タルタリヤ「ははっ…そうみたいだね」
真剣に答えてよ…!
A「どうして…私が…?」
タルタリヤ「それは【道化】が見込んだからじゃない?つまり、気に入られたんだよ」
私はさらに混乱する
「ファデュイ」に入るつもりが、組織のトップである「ファトゥス」に入ることになっている…!
さっき、部外者は入れるな〜!みたいなこと言ってなかった?!
タルタリヤ「いいかいA…「審判」を受ける者は普通の人間じゃ無理だ。特別な力を持った選ばれし者だけが受けられるんだ!凄いことだろう?!」
……
まだ頭の整理が追いつかない…
タルタリヤ「とにかく、呼ばれるまで俺と話しながら待ってよう」
A(それどころじゃないよ…!)
突然の出来事に未だ混乱を隠しきれない…
ガチャ
…!
ギィィィィ………
突然、門が開いた
メンバー「【公子】様、お客様…【道化】様がお呼びです」
またもや不安と恐怖が襲ってくる
タルタリヤ「あまり緊張することないよ相棒…?俺がついてるからリラックスしていこう…」
普通ならお節介だと思っているが、極度の緊張に囚われている私にとってありがたい言葉だった…
再び私とタルタリヤは門をくぐり抜けた先の扉に向かっていった
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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時