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ある日の夜 ページ1

〜ドラゴンスパイン〜


はぁ…はぁっ…


寒さのせいで息が苦しい…


早く逃げないと、あいつが来る…!


ザクッザクッザクッ!


積もった雪に足を取られながらも懸命に逃げる


寒さが徐々に体力を奪っていく


これ以上の戦闘は危険だ…


A「くっ…!」


後ろを見ると、遺跡守衛がしっかりと追いかけてきていた


私が通った道の雪は、ところどころ血で赤く染まっていた


遺跡守衛の機械音がだんだんと近くなる


怪我を負った足では、さすがに逃げられない…


これは戦闘するしかないと判断した


A「……!」


ザザッ!


私が足を止めて後ろを振り返ると、遺跡守衛と対峙する形になった


既に10機以上は相手をしているが、ここで逃げても追いつかれて私が殺されてしまうだろう…


遺跡守衛「ギュィィィ……」


照準を合わせたのだろうか…?


遺跡守衛は私に狙いを定めたであろう動きをする


私は剣を握る手に力を込めた


遺跡守衛「ギギギ…!」


来る!


遺跡守衛が攻撃態勢を取ったと同時に、私は弱点であるコアに斬りかかった…!


A「やぁぁっ!!!」


ガキンッ!!


鉄と鉄がぶつかるような鈍い音が鳴る


手応えはあったようだ…


見ると、遺跡守衛のコアが割れていた


遺跡守衛「ギ…グググ……!」


ギィィィ…


ドサッ!!


不快な音をたてながら遺跡守衛は雪の上で機能を停止した


A「はぁ…はぁ…」


休まずに戦闘を続けていたせいか、体が悲鳴を上げているのはわかった


戦闘が終わった安堵感とともに脱力感が押し寄せる


A「うっ…」


視界が歪み、意識が朦朧としてきた…


気づいたときには目の前が暗くなっていく


私は意識を失い倒れてしまった


ドサッ


ここまでなのかと悔やみながら、私は雪の上で目をゆっくり閉じた…

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yyiu2371(プロフ) - ~◡◝さん» ありがとうございます!(*^_^*) (2022年9月12日 8時) (レス) id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
~◡◝ - 好き (2022年9月12日 1時) (レス) id: 2ae0636db6 (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - 星空ブリキさん» そ、そんな!自分の作品をここまで褒めていただけるなんて…!応援ありがとうございます!!ヽ(`▽´)/ (2022年8月31日 19時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - スーッ………なんでこれを早く見つけなかったんだろう自分…この作品マジで大好き………………もう全力で応援させてもらいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月31日 17時) (レス) @page21 id: ea3b6f671f (このIDを非表示/違反報告)
yyiu2371(プロフ) - ボッカさん» そう言っていただけてこちらとしても嬉しい限りです!更新頑張ります😤 (2022年8月31日 6時) (レス) @page25 id: fffcc47a13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニoニ | 作成日時:2022年7月18日 19時

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