私が乱藤四郎役でらぶフェスに出る件について

ご飯という名の親睦会続きの続き ページ27

A視点ー

逢咲A、ただいま佐藤さんに名前呼びを迫られております…！
どうしよう…。
てか、イケメンさんにこんなに見られる事ないから耐性なさすぎてやばい…！

A「さ、佐藤さ…(佐藤)「流司」
りゅ、流司さん…。」
佐藤「流司。さんはいらないよ？」
A「そ、それは…」

ハードルが高い…！

A「せ、せめて流司くんで…」
佐藤「まぁ、くんならいいかな。
でも、敬語は無しで！」
A「えっ…！
が、頑張ります！」
佐藤「うん、よろしい。
無理強いしてごめんね？」

そう言って優しく頭を撫でてくれた佐藤さんを見ていた三浦さんと高野さんにも

三浦「僕も名前呼びお願いします！」
高野「あ、俺も！
でも慣れてからでいいですからね」

源氏兄弟めちゃくちゃいい人達だ…！

佐藤「よし、そろそろ席替えー！」
大平「ごめん、Aちゃん！
僕ちょっと大地の所に行ってきてもいい？」
A「うん、大丈夫だよ！
寧ろ有難う！」

そして峻也くんを見送ったら席替えが終わっていたみたいで、私の両隣にまりくんとひろくん。
前に有澤さんと高橋さんと伊万里さんが座った。
そして、改めて自己紹介が始まった。

有澤「和泉守兼定役の有澤樟太郎です」
高橋「蜂須賀虎徹役の高橋健介です」
伊万里「長曽祢虎徹役の伊万里有です」
A「えと、乱藤四郎役の、逢咲A、です…！」

自己紹介のあと、有澤さんが突然

有澤「あ、そう言えば荒木さん」
荒木「ん？何？」
有澤「結局、あれ何がいたの？」
荒木「あれ？」
伊万里「あー、あれか」
高橋「カーテンの中に何かいたってヤツでしょ？」

わ…
忘れてたーーーーー！！！
もうみんな忘れてたとばかり思ってたよ！

荒木「あー…あれね。
可愛いお姫様がいたよ(笑)」

そう言って微笑む荒木さん。
荒木さん、笑ってますけど皆さん頭に？マーク浮かべてますよ！

A「あの、すみません…」
有澤「ん？Aちゃんどした？」
A「私なんです」
高橋「え、何が？」
A「か、カーテンの中にいたの
私なんです…！」
伊万里「え！？
あれ、Aちゃんだったの！？」
荒木「まぁ、コミュニケーション障害の具合が酷いからねぇ…」
有澤「でも、もうこうやって話せてるから」
高橋「隠れる必要は…」
伊万里「無くなったよね？」
A「い、一応…」

私がそう言えば、皆さん安堵の表情になってくれたのでほっとした時、席替えの一言。
親睦会はまだまだ終わりません(笑)

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