私が乱藤四郎役でらぶフェスに出る件について

にっかり青江×乱藤四郎×大倶利伽羅 ページ19

荒木視点ー

真剣乱舞祭から参加が決まったAちゃん。

また共演できるなんて思ってなくて、茅野先生から連絡もらった時は嬉しくって思わずニヤけちゃったなぁ。

財木「なぁ、荒木さん」

思い出に浸っていたら、隣の琢磨が俺を呼んだ。
何かと思い見ると、琢磨が険しい顔をして立ちすくんでいた。
……険しい顔？

荒木「え！？
どうしたの、体調悪い！？」
財木「え？」
荒木「だって、ものすごく険しい顔してるから」

琢磨は納得した顔になるが、深刻そうな口調でこう言った。

財木「どうしよう俺、Aちゃんと会話できないよね…！？」

待ってどゆこと。
琢磨って人見知りあったっけ？
それとも女の子苦手？

財木「いや、そういうのではないんだけど…」

俺の表情で言いたいことが分かったのか定かではないが琢磨は続ける。

財木「ほら俺さ、大倶利伽羅じゃん？
他の奴と馴れ合わないじゃん？」
荒木「あー、だからか。
ふはっ、体調悪いのかと思って心配したじゃーん！(笑)」
財木「ちょっと笑わないでよ！
かなり深刻な悩みなんだよ！？」

琢磨がそう言ったと同時に開いたドア
Aちゃんがきた。

荒木「(コソッ)まぁ、休憩中とかにでも話すしかないね(笑)
俺でよければ手伝うよ」
財木「…そうします」

A『青江さん、大倶利伽羅さん！』
荒木「やぁ、乱さん。」
財木「……。」
荒木「あれ大倶利伽羅さん、何か話さないのかい？」
財木「馴れ合うつもりはない。」
A『えー！？
そんな事言わないで、僕とお話ししよ？』
財木「断る。俺は誰とも馴れ合うつもりはA『そうだ！僕、お菓子持ってるんだっ☆
大倶利伽羅さん、一緒に食べよ！』

そう言ってAちゃんは琢磨に触れそうになる

荒木「これは僕が渡しておくね
乱さん、次に行かないとでしょ？」
A『あ！そうだった！』

財木視点ー

『じゃあ、お願いします！』と言って走り去っていったAちゃんを見送った後

荒木「ふぅー、危なかったね…」
財木「危うく触られて憑依解除されるかと思った」

ちょっとしたアクシデントはあったけど楽しかったな。
次は休憩中に会話しよう…！

財木「太田さん？
Aちゃん、今そっち行きましたよ」
太田「まさか僕がトリになるとは(笑)
でも頑張るか！」

※ラスト千子村正
中々更新できなくてすみません(T_T)
評価してくださる方
お気に入り登録してくださる方
本当にありがとうございます！
これからもよろしくお願いします！

作者からお礼＆質問→←物吉貞宗×乱藤四郎×蜻蛉切

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す