J U M P 君達の辛い日【HSJ】 (ページ11)

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伊野尾×知念あーりんさんリクページ11

侑李side

「この曲は、知念君のアクロバット入れてみようか。できるよな？」

侑「は、はいっ…」

「ちょっと難しい、みんな驚くようなやつがいいな…」

ダンスのレッスン中、新しい振り付けを確認する中に

僕のアクロバットの見せ場ができた。嬉しいけど失敗する時はしちゃう

しかも難しいやつ…できるかな

「この曲にはこれがぴったりだな。これをやってくれ」

侑「これ…ですか。分かりました」

「ありがとう。期待してるよ」

先生の期待を裏切っちゃダメ

でも選んだ技はまだ僕が成功したことのない技

大「おぉ、知念これやるの！？」

侑「うん、そうだよ」

大「ひぇぇ…！ほんっと知念すごいよな。頑張れよ！」

侑「うん…」

みんなが休憩してる間も僕は技の確認をする

大貴はみんなの方に行き、わいわいしている

うーん、怖いなこれ…大丈夫かなぁ

すると、いきなり誰かの手が僕の目に被せられた

侑「だ、誰…？」

慧「いーのおっ。」

侑「伊野ちゃんっ！」

僕が大好きな伊野ちゃん！

Tシャツにジャージ姿。それでも可愛い

慧「俺体力ないから疲れちゃったぁ～」

侑「ふふ、女の子みたいだね」

慧「それは知念～。でもこんなに可愛い顔してアクロバットしちゃうし、すごいね」

侑「凄くないよ。この技まだ出来たことないし…」

慧「大丈夫だよ、自信持って～」

そう言って、頭をなでられた

伊野ちゃんと話してると不思議と安心しちゃうんだ

「じゃあ、続きからやるぞー。知念はそこのマットで練習だ」

侑「はいっ」

僕一人、ひさすら完成させるまで練習する

_____しかし、そううまくは行かず

今日一日一度もできなかった

涼「知念大丈夫か？足とか怪我してねぇーの？」

侑「うん、大丈夫」

涼「そっか。じゃ、頑張れよ！」

侑「うん」

雄「って、帰らないの？」

侑「あ、僕ちょっと練習するから。鍵はそこに置いてて」

雄「分かった。頑張れよ。」

薮「あんまり無理すんなよ」

侑「おじさんじゃないから大丈夫」

薮「おいっ」

みんなが部屋から出た後

僕は必死に練習した