こどもな4人 season3

可愛らしい君の弟くん ページ30

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子供達の横で寝ていると携帯が大音量で鳴った




「うぇぉ？！」




ダンッとベットから落ちて




「いたい...ん、紫耀くん？」




電話の着信は紫耀くんだった




「はい...もしもし」




紫耀「あ！Aさんですか？！大変です！！とにかく俺達の家に来てください！」




「え？！」





子供達の起こしてある程度支度をしたら紫耀くん達の家に行く





チャイムを鳴らしたら




廉「はい」



「Aだけど！」



廉「どうぞ」





家の鍵は開いていて中に入る





「失礼します...」




千晃「あ！Aちゃん来ちゃったじゃん！紫耀くんのバカ！」




紫耀「で、でもAさんには言った方がええやろ？」




その言い争いの間にはボーイッシュな可愛らしい女の子がいた




「ごめん、2人ともその子は？」




千晃「あ、この子？この子は私の弟だよ」



「え」




え？女の子じゃないの？めっちゃ可愛いじゃん





千晃「尚大、自己紹介して」



織山「うん、織山尚大です。よろしくお願いします」



「織山？」



千晃「うん、親が離婚してて尚大がお母さん、私がお父さんに引き取られたから尚大はお母さんの旧姓なの」




「あ、ごめん...」




千晃「全然大丈夫だよ！お母さんとお父さんは今でも仲良しでおじいちゃんおばあちゃんの事情で離婚しただけだから！」





仲は良いのか...






「で、その織山くん？はなんでここに？」




織山「尚大で良いですよ。こっちの高校に転入する事になったんです」




織山くんは私の横を通り過ぎて1番小さい駿佑くんを抱っこする





織山「それで家を探すにもお金がかかるので千晃と一緒に住みたくてお願いしに来たんです」




「あ、そうなんだ...ねぇ紫耀くんそれ私来る必要あった？」




紫耀「いやそれが！これ以上人が増えるのはちょっとあれなんですよ！だから大変なんです！」




なんだぁー、あれって





千晃「だからそれだったら私が出て行くって！」




廉「は？！ダメに決まってるやろ！」



あ、廉くん喋った




「じゃあ千晃ちゃんと尚大くんが一緒に住めばいいんじゃないかな？




3人「え？」




「ん？」




尚大くんは能天気に駿佑くんを高い高いしてる




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